KDE 4 では、デスクトップから何回かマウスのボタンを押すだけで、お使いのシステムに 対応する電源管理機能を設定することができます。また、お使いのシステムの用途に 応じて、複数の電源管理プロファイルから選択を行なうこともできます。 の項目には のカテゴリ が存在していて、ここから 9.3項 「電源管理の設定」 に書かれて いるような詳細設定を行なうことができます。
コンピュータをお使いの際に適用する電源プロファイルのほか、サスペンドモードなどの 省電力機能を利用することで、休息時などにシャットダウンを行なわず電源消費を抑える ことができます。 breaks.
ラップトップのようなモバイルコンピュータをお使いの場合、パネル内にあるウイジェット にはバッテリー状態が表示され、ここから電源管理機能にアクセスすることができるように なっています。 が既定で表示されていない場合は、 手作業で追加することもできます。詳しくは 手順3.2「デスクトップへのウイジェットの追加」 をお読みください。
このウイジェットは、バッテリー動作時に画面の明るさを制御することができるほか、 異なる電源管理プロファイルへの切り替えやサスペンドモードへの移行設定などを 行なうことができます。ウイジェットを開くには、パネルアイコンをマウスの左ボタンで 押してください。
利用可能なサスペンドモードと電源管理プロファイルは、お使いのシステムで対応して いる電源管理機能に依存いるほか、 内で設定した プロファイルに依存します。
一般的には下記のサスペンドモードが利用できます:
ログアウトすることなくお使いのコンピュータを一時停止します。利用中の 全てのデータとセッション情報を RAM 内に保存します。下記に示すディスクへの サスペンドに比べると、システムの復旧を素早く行なうことができます。
ログアウトすることなくお使いのコンピュータを一時停止します。利用中の 全てのデータとセッション情報を、システムが一時停止する前にディスクに保存 します。これにより、電源が完全に失われてしまってもデータを損失する心配が なくなります。一時停止状態からのシステムの復旧は、通常の起動よりはずっと 素早く行なうことができます。
お使いのコンピュータを手動でサスペンドさせるには、ウイジェット内のボタンを 利用するか、もしくはログアウト時のサスペンドオプションを利用します (詳しくは 1.3項 「システムからの退出」 をお読みください) 。システム側で 対応していて設定されていれば、お使いのマシンにあるキーボードのスリープボタン を押すことでサスペンドさせることもできます。
ラップトップをお使いの場合、画面の蓋を閉じたり一定時間何も処理が行なわれ なかったりなど、特定のイベントで自動的にサスペンドするよう設定することが できます。詳しくは 9.3項 「電源管理の設定」 をお読みください。
電源管理プロファイルは、お使いのマシンを利用する際の要件や使用形態に合わせて様々な 電源管理パラメータを調整するためのものです。 openSUSE® では、要件にあわせて 調整のできる 4 種類の事前設定済みプロファイルが用意されています。プロファイルを 切り替えるには、バッテリーモニタのパネルアイコンをマウスのボタンで選択し、異なる を選択します。既定では下記のプロファイルが 利用できます:
お使いのマシンをフルパワーかつフルスピードで動作させ、最大限の性能を引き出す ようにします。
電源管理とスクリーンセーバーの各機能を無効化し、プレゼンテーションを行なって いる際に画面が消えてしまったりするようなトラブルを防止します。
電源管理を有効に設定し、 AC 電源ではなくバッテリーで動作している際に お使いのマシンをできる限り長い時間利用できるようにします。
バッテリーの残り容量が少なくなったときに、より厳しい電源管理を適用します。 この場合、サスペンドや画面の明るさ低下、 3D 効果の無効化や CPU 資源確保の ための動作速度削減などを、より短い待機時間で動作させます。
バッテリーが既に警告レベルに達したときに、画面の明るさをさらに低下させ、 より短い待機時間で CPU の速度を落とすなどの動作を行ないます。
KDE 4 では様々な電源管理の設定を行なうことができます: たとえば通知や警告を 送信するタイミングやバッテリー動作時に使用する電源管理プロファイル、ラップトップの 蓋を閉じた場合に行なうべきことや電源ボタン/スリープボタンを押した場合の動作などを 設定することができます。
設定オプションにアクセスするには、メインメニューから ++ を選択します。 それ以外にも、パネル内のバッテリーアイコンをマウスの左ボタンで押して、 を選択することでも表示することができます。
利用可能なサスペンド方法や CPU ポリシーなど、お使いのシステムが対応する 電源管理機能を表示するには、左側の を選択して ください。
下記では のカテゴリで変更可能な項目について いくつかの設定例を示し、電源管理プロファイルの設定方法を示します。
手順9.1 一般的な設定¶
下記のオプションにアクセスするには、電源管理設定のダイアログ内の左側に ある一覧から、 を選択します。
グループでは、サスペンド動作を行なった 場合に画面をロックすべきかどうかを設定することができます。これを行なうと、 サスペンドからの復帰後にパスワードを入力しなければならなくなります。
特定のイベント (たとえばバッテリーの容量が残り少なくなった状態など) が発生した 場合に、どのような通知や警告を受信したいかを設定したり、そのような状態になった 場合にすぐにサスペンドモードに移行させるよう設定したり、特定の時間が経過した 場合にのみサスペンドモードに移行するよう設定したりすることもできます。
では、それぞれシステムが AC アダプタ に接続されている場合やバッテリー使用時、もしくはバッテリーが残り少なくなった 場合や警告レベルに達した場合などに、適用すべき電源管理プロファイルを設定する ことができます。
では、それぞれ残り少ないと判断するレベル や警告レベルの容量を設定することができるほか、バッテリーが危険状態になった場合に 行なうべき動作を指定することができます。
利用可能なオプションについて、詳しくは ボタンを押して ください。
全ての設定を要件に応じて設定することができたら、最後に を押してください。
手順9.2 電源管理プロファイルの設定¶
一般的な設定をそのまま利用するほかにも、 を利用して既定の電源管理プロファイルを調整したり、新しいプロファイルを追加 したりすることもできます。左側に表示されている一覧には、利用可能なプロファイル の一覧が表示されます。
まずは閲覧したり設定を変更したりしたいプロファイルを選択してください。
グループでは、ラップトップの蓋を閉じた 場合や 電源 ボタンや スリープ ボタンを 押した場合の処理を指定することができます。
グループでは画面の減光度合いを設定すること ができるほか、自動的にディスプレイの表示を落とすまでの時間間隔を分単位で 設定することができます。
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のグループでは、どの CPU を無効化するか (システム側で対応していれば) や、このプロファイルで適用する CPU の周波数 制御ポリシーを設定することができます。
プロファイルを追加したり削除したり、インポートしたりエクスポートしたりする には、それぞれ下部にある各アイコンボタンを押してください。
全ての設定を要件に応じて設定することができたら、最後に を押します。