KDE デスクトップの外観や振る舞いは、必要に応じて変更を行なうことができます。 なお、 KDE デスクトップに対してどのような範囲の変更を行ないたいのかによって 方法が異なりますが、一般ユーザの場合は下記のような変更方法があります:
デスクトップの項目に対してだけ外観や振る舞いを変更するには、各項目のにマウス カーソルを合わせて右ボタンを押し、表示される設定ダイアログで設定を行ないます。
KDE デスクトップ全体の外観や振る舞いを変更したい場合は、 KDE4 になって KDE コントロールセンターから名前の変わった、 をお使いください。個人設定では様々な設定モジュールやダイアログが提供されていて、 個別のデスクトップ項目のコンテキストメニューからアクセスできるものを含む、 様々な設定項目があります。
個人設定は、 KDE デスクトップの多くのコンポーネントに対して外観や振る舞いを 変更させるための、一般ユーザ向けの主要な場所です。個人設定はメインメニュー から、 + を選択することで起動することができます。
と のタブでは、それぞれ
異なるカテゴリの設定が提供されています。それぞれ何が設定可能なのかについては、
それぞれのタブを選択して表示される項目をご覧ください。なお、個人設定のうちの
いくつかの処理については、システム管理者 (root) 権限が必要になります。
設定の変更は必要に応じて随時実施してください。なお、設定を反映するには ボタンを押す必要があります。適用ボタンを押す前で あれば、 ボタンを押すと元に戻すことができます。 表示されている全ての設定をシステムの既定値に戻すには、 を押してください。
また、起動時の表示 (全ての設定カテゴリの表示) に戻るには、 ボタンを押します。また、概観表示ではウインドウ上部にある検索フィールドを使用する ことができます。ここに何らかの文字列を入力すると、その文字列に該当する分野を 表示させることができます (たとえば の ように入力します) 。また、 フィールドに文字列を 入力していくことで、順々に検索を絞り込むことができる仕組みになっています。
全ての設定カテゴリについて、より簡易な概要を見たい場合は、 ボタンを押して表示されるダイアログから、 を 切り替えてご利用ください。
下記の一覧では、主なカテゴリとそこで変更可能な最も重要な設定について紹介 しています。それぞれのカテゴリにおける設定の詳細情報は、各設定ページの ボタンか、もしくはヘルプセンターをお使いください。
タブには下記のようなカテゴリがあります:
ここでは、お使いの KDE 4 デスクトップにおける外見に関する設定 (たとえばテーマ、 ウインドウ装飾、デスクトップ項目のスタイルなど) を行ないます。それ以外にも 三次元デスクトップ効果を設定することができるほか、仮想デスクトップ数の増減や スクリーンセーバオプションなどを行なうことができます。それ以外にも、カーソル の振る舞いやウインドウの振る舞い、起動時のスプラッシュスクリーンなどもここから 設定することができます。
ここでは、お使いのホームディレクトリ以下のサブディレクトリパスについて、 既定値などを設定します。それ以外にも、 KDE がそれぞれの用途に応じた アプリケーションを起動する場合の、既定のアプリケーション (電子メール クライアントやテキストエディタ、メッセンジャーや Web ブラウザなど) を 設定することができます。また、既定のスペルチェックオプションや通貨、数字や 日付の書式など、国や言語の設定を行なうこともできます。また、このカテゴリ では、障害のある方に向けたサウンドやキーボードのオプション、マウスジェスチャー などを設定することもできます。
ここでは、ローカルネットワークの参照方法やプロキシサーバの設定など、 ネットワークの管理オプションを設定することができます。
お使いの KDE デスクトップにおける日時の設定やディスプレイの向き、省電力用の 電源管理オプションの設定などを行なうことができます。それ以外にも、ジョイ スティックやキーボード、マウスなどの設定も行なうことができます。また、 個人用またはシステム全体用のフォントインストール機能や、サウンドシステムの 設定も存在しています。
には下記のようなカテゴリがあります:
このカテゴリでは、エンコーディングなどのオプション設定のほか、オーディオ CD のトラックリスト情報を得るための接続データベースなどを設定します。 それ以外にも、デジタルカメラの設定や KWallet (KDE パスワード管理ツール) の設定なども行なうことができます。また、必要であればファイルタイプを判別 して特定のアプリケーションを起動するための、ファイルの関連づけ設定を 行なうこともできます。また、ログイン時やシャットダウン時のセッションの 取り扱いや、自動起動を行なうものの設定をすることもできます。
ログインマネージャや電源管理、 Samba などのオプション設定を行ないます。
![]() | 個別モジュールの起動 |
|---|---|
個人設定の各モジュールはシェルから起動することができるほか、パネル内に特殊な アプレットを追加することで起動できるようにすることができます。
シェルからモジュールを起動するには、まず kcmshell4 上記の方法以外にも、 3.2.3項 「パネル」 の手順に 従ってパネル内に アプレットを追加し、起動できるように することができます。 | |
下記の章では、お使いの KDE デスクトップで設定を行ないたい各項目について、 設定方法の例を示しています。
お使いの KDE デスクトップは、事前に設定されたアイコンセットを使用するように 構成されています。フォルダやファイル、ウイジェットなどを追加する場合、 必要に応じて追加のアイコンを作成することができます。
手順3.1 デスクトップへのプログラムアイコンの追加¶
アプリケーションへのリンクを作成し、デスクトップやパネル上に配置するには 下記の手順で行ないます:
メインメニューのボタンを押し、必要なアプリケーションを参照します。
アプリケーションの欄にマウスカーソルを合わせてからマウスの右ボタンを押し、 表示されたコンテキストメニューから または を選択します。なお、これらのメニューが 表示されない場合は、お使いのデスクトップがロック (施錠) されていることが 考えられます。あらかじめ 1.2.1項 「デスクトップ要素の施錠 (ロック) と解錠 (アンロック)」 の手順で ロックを解除してから実施してください。
デスクトップ上でのアイコン位置を変更するには、アイコンのマウスの左ボタンで 選択し、左ボタンを押したまま必要な場所まで移動してボタンを放してください。
デスクトップからアイコンを削除するには、アイコンの上でマウスの右ボタンを押し、 を選択します。
手順3.2 デスクトップへのウイジェットの追加¶
ウイジェットとは、デスクトップやパネルの中に統合できる小さなアプリケーションの ことを指します。
ウイジェットをデスクトップに追加するには、デスクトップ上の何もない場所で マウスの右ボタンを押し、 を選択 します。
上記のメニュー項目が表示されない場合は、お使いのデスクトップ項目がロック (施錠) されていることが考えられます。あらかじめ 1.2.1項 「デスクトップ要素の施錠 (ロック) と解錠 (アンロック)」 の手順でロックを解除してから 実施してください。
ダイアログボックスが表示されたら、上部に表示されているドロップダウンリスト を利用するか、もしくは入力フィールドに検索文字列を入力して必要なウイジェット を検索してください。
![]() |
ウイジェットを選択して を押します。 ウイジェットがデスクトップまたはパネル内に表示されるようになります。
お使いのデスクトップ内でウイジェットの位置を変更するには、ウイジェットの 上にマウスカーソルを合わせて左ボタンを押し、そのままボタンを押しながら必要な 場所まで移動し、ボタンを放してください。
お使いのデスクトップからウイジェットを削除するには、ウイジェットにマウスカーソル
をあわせて右ボタンを押し、 を選択してください。
それ以外にも、ウイジェット上にマウスカーソルを合わせることでフレーム上に表示される
X シンボルを押すことでも削除することができます。
手順3.3 ウイジェットの設定¶
ウイジェットを設定するには、まず 1.2.1項 「デスクトップ要素の施錠 (ロック) と解錠 (アンロック)」 の手順に 従ってロック (施錠) を解除する必要があります。
ウイジェットを設定するには、まずウイジェット上にマウスカーソルを合わせてください。 しばらくそのままにしていると、いくつかのシンボルを含む透明なパネルがウイジェットの 左側または右側に表示されます。
![]() |
パネルが現われない場合は、お使いのウイジェットがロック (施錠) されていることが 考えられます。あらかじめ 1.2.1項 「デスクトップ要素の施錠 (ロック) と解錠 (アンロック)」 の手順で ロックを解除してから実施してください。
ウイジェットのサイズを変更するには、パネル内に表示されたサイズ変更のシンボルを マウスの左ボタンで選択し、必要なサイズになるまでボタンを押したままマウスを 動かしてから、ボタンを放してください。
ウイジェットの向きを変えるには、パネル内に表示された矢印シンボルをマウスの 左ボタンで押し、必要な向きになるまで押し続け、ボタンを放してください。 なお、必要に応じて水平方向と垂直方向にウイジェットの向きを 「そろえる」 ための粘着点が用意されています。もちろん必要で あれば、傾いた向きに調整することもできます。
ウイジェットの内容や設定、プロパティなどを変更するには、パネル内に表示された スパナ型のアイコンをマウスの左ボタンで押してください。設定ダイアログが表示され、 ここから必要に応じて設定を変更することができます。
なお、ウイジェットを閉じるには、パネル内に表示された X 印
のシンボルを押してください。
手順3.4 デスクトップ背景の変更¶
お使いのデスクトップの背景色を設定できるほか、背景として画像を表示するよう 設定することができます。
デスクトップ上の何もない場所でマウスの右ボタンを押し、 を選択します。すると、設定ダイアログが表示されます。
セクションでは、 の ドロップダウンリストから、 , , のいずれかを 選択することができます。
![]() |
画像の壁紙を利用する場合は、 の一覧から 壁紙を選択してください。 を押すことで、 新しい壁紙をダウンロードしたりインストールしたりすることもできます。 任意の画像を表示させたい場合は、一覧の下にあるフォルダボタンを押し、 ファイルシステムから画像ファイルを選択してください。また、画像の を設定することもできます。
モードで複数の画像を表示させるように するには、画像の存在するディレクトリを設定してから、画像の切り替え間隔を 設定します。
なお、その他の設定については必要に応じて適宜設定してください。最後に を押すと設定を保存して設定ダイアログを終了させる ことができます。
手順3.5 仮想デスクトップの追加¶
利用方法によっては、既定で提供されているよりも多くのデスクトップを必要とする 場合があります。
パネル内のデスクトッププレビューアでマウスの右ボタンを押して、 を選択します。すると、仮想デスクトップ の数を増やしたり減らしたりするための設定ダイアログが表示されます。なお、 ここからデスクトップの名称を変更することもできます。
![]() |
を押すと設定を適用し、設定ダイアログを閉じることが できます。
デスクトッププレビューアでの表示を番号ではなく名前に切り替えるには、 デスクトッププレビューア上でマウスの右ボタンを押し、 + を選択してください。
手順3.6 それぞれの仮想デスクトップでの異なるオプション設定¶
KDE 3.x よりはやや複雑ですが、それぞれのデスクトップで別々の壁紙や ウイジェットを使用するようにする設定を行なうことができます。
![]() | Plasma の動作と仮想デスクトップの併用 |
|---|---|
KDE の現リリースでは、この機能の実装は実験的な状態にあります。 機能によっては期待通りに動作しないかもしれません。 | |
これらの設定オプションにアクセスするには、まず右上にあるカシューナッツ型の アイコンを表示させなければなりません (openSUSE では既定で表示されない ようになっています) 。これを行なうには、デスクトップ上の何もない場所で マウスの右ボタンを押し、 の下にある を選択し、さらに一覧から を選択します。 を押すと設定を適用し、ダイアログを閉じることができます。これでカシューナッツ 型のアイコンがデスクトップの右上に表示されるようになります。
お使いのデスクトップの右上にあるカシューナッツ型のアイコンをマウスの左ボタン で押し、 を選択します。
Plasma の設定ダイアログが表示されたら、 を選択し、 を押します。
これでお使いのデスクトップは異なる Plasma 動作をするようになります。壁紙を それぞれ別々のものにすることができるほか、ウイジェットについても完全に別々の ものを設定することができます。
あとは設定を行ないたい仮想デスクトップに切り替え、 手順3.4「デスクトップ背景の変更」 で示されている手順に従ってカスタム な背景を設定したり、 手順3.2「デスクトップへのウイジェットの追加」 で 示されている手順に従ってウイジェットを設定したりしてください。
全てのデスクトップで同じ外観に戻し、仮想デスクトップと動作の結びつきを 解除するには、現在のデスクトップから Plasma 設定ダイアログを表示させ、 のチェックを外して ください。
手順3.7 スクリーンセーバーの設定¶
openSUSE® では、設定可能な各種スクリーンセーバーが用意されています。
メインメニューから + を選択して、個人設定 を開きます。
タブから を選択します。
表示されたダイアログから、 を選択します。
スクリーンセーバの一覧では、スクリーンセーバーを選択すると右側にプレビューが 表示されます。
![]() |
速度や形状のようなオプションを調整するには、 ボタンを 押します。
スクリーンセーバーの代わりに画面に何も表示しないように設定したり、 KDE に対して ランダムなスクリーンセーバーを表示させたりすることもできます。それぞれスクリーン セーバーの一覧に表示されますので、そこから選択してください。
の欄では、スクリーンセーバーが起動するまでの待機時間 の設定や、スクリーンセーバーが起動したあとにパスワード入力を求めるかどうかを 設定することができます。
を押すと設定を適用し、設定ダイアログを閉じることができます。
KDE のパネルについても、必要に応じて設定を行なうことができます。メインパネル 内や追加のパネル内のクイックランチャー領域やシステムトレイに、アプリケーション やウイジェットを追加することができます。また、メインパネルや追加のパネルを 移動したり、削除したりすることもできます。
手順3.8 パネルの設定¶
パネル内の何もない場所でマウスの右ボタンを押し、 を選択すると、パネルの設定ウインドウを開くことができます。これ以外にも、 パネルの後ろ側にあるカシューナッツ型のアイコンを選択してもかまいません。 パネルの表示が変わり、設定オプションが表示されます。
![]() |
メニュー項目やアイコンが利用できない場合は、お使いのデスクトップ項目がロック (施錠) されていることが考えられます。ロックを解除するには、マウスの右ボタンを 押して を選択しロックを解除して から実施してください。
パネル内の項目 (プログラムアイコン、ページャ、タスクマネージャ、システム トレイなど) をパネル内の別の場所に移動するには、移動したい項目の上にマウス カーソルを合わせてください。マウスカーソルが十字型に変化したら、パネル内の 移動先にカーソルを移動して、マウスボタンを押してください。
パネルの幅を変更するには、設定パネルの右端または左端にある小さな矢印アイコン をマウスボタンで選択し、押したまま移動させてボタンを放してください。
パネルの高さを変更するには ボタンを押し、設定したい 高さまでマウスカーソルを移動させてください。
異なる画面端にパネルを配置するには、 ボタンをお使いください。パネルをドラッグ&ドロップして、必要な場所まで 移動させてください。
パネル内に追加のウイジェットが必要な場合は、 ステップ 2 に書かれている手順に 従って ボタンから追加を行なって ください。
パネルからプログラムアイコンやウイジェットを削除するには、不要な項目の上で マウスの右ボタンを押し、表示されたメニューからアイコンやウイジェットの削除 を選択してください。
システムトレイ上に表示されているアイコンは、通常は裏で実行している アプリケーションに属しています。そのため、これらのアイコンを取り除くには 対応のアプリケーションを終了させる必要があります (アイコンの上でマウスの右 ボタンを押し、 を選択します) 。
パネルやウイジェットが不用意に動かないように設定するには、 を選択します。
配置や機能 (自動的に隠す機能など) のような追加オプションを設定するには、 を選択してください。
全てのパネルを希望どおりに変更することができたら、右側にある赤い閉じる ボタンを押して設定パネルを閉じます。
お使いのハードウエアコンポーネント (マウスやキーボード、ディスプレイ) のうちの多く は、自動的に設定することができます。このような自動設定を変更する必要がある場合、 KDE では様々なオプションやツールで変更を行なうことができます。この変更作業の一部は 個人設定に統合されていて、マウスやキーボードの動作、ディスプレイオプションなどを 設定することができます。ディスプレイの設定をその場で変更する場合は、 X サーバの 拡張である RandR (サイズ変更と回転; Resize and Rotate) のグラフィカルフロント エンド KRandRTray を利用します。
個人設定の のカテゴリでは、キーを押し 続けた場合の動作 (キーボードリピート) を設定することができるほか、 NumLock 切り替えキーを押した場合の処理を設定することができます。また、 手順3.10「KDE のキーボードショートカット設定」 に書かれているようなキーボード ショートカットを設定することができるほか、マウスの設定を変更することもできます (たとえば 手順3.11「マウスの設定変更」 に書かれているような左利き/ 右利きの設定など) 。また、これら以外にも個人設定内の からキーボードレイアウトを設定したり 追加したりすることができます。
手順3.9 キーボード配列の調整と追加¶
キーボードの配列を設定したり追加したりするには、個人設定を開いて + を選択します。
上部にある を選択します。
特殊な をお使いの場合は、一覧から 該当するモデルを選択します。それ以外の場合は既定のままにします。
様々な言語でテキストを入力する必要がある場合は、お使いのキーボードに異なる 言語を追加するのが便利です。これを行なうには、 の一覧から配列を選択し、右矢印ボタンを押して に追加してください。
![]() |
複数のキーボード配列を追加したら、上矢印・下矢印の各ボタンを利用して、 並び順を調整することができます。
キーボード配列の切り替えについて、オプションの調整を行なうには タブを利用します。ここではたとえば、 切り替えの際のキーボードショートカットを設定することができます。
さらに詳しい情報を表示するには、 ボタンを 押してください。
最後に変更を保存するため、 ボタンを押します。
キーボード配列を追加した場合、キーボード配列の切り替えはパネル内にある国の 旗を選択するか、もしくは設定したキーボードショートカットを押してください。
手順3.10 KDE のキーボードショートカット設定¶
KDE では、あらかじめキーボードショートカットが設定されています。ここから キーボードショートカットを追加することができるほか、既存のショートカットを 変更する (たとえば他のアプリケーション固有のショートカットと競合する場合など) ことができます。
個人設定を開いて、 を選択します。
その状態から か、もしくは を選択します。 では、 Plasma や ウインドウマネージャ KWin のような KDE コンポーネントのショートカットを 設定することができます。
たとえば仮想デスクトップの切り替えを行なうショートカットを変更するには、 ドロップダウンリストから を選択します。画面のロック (施錠) やログアウトを行なうためのショートカットを変更するには、 を選択します。
![]() |
ここには、選択した項目に対するショートカットの一覧が表示されています。特定の キーワードに該当するもののみを表示するには、上にある検索フィールドに キーワードを入力してください。
ショートカットを変更したり追加したりするには、対応する項目を選択すると表示 されるダイアログボックスから、 を選択します。
入力モードに切り替えるため、スパナ型のアイコンが書かれたボタンを押します。
設定したいキーやキーの組み合わせを押します。設定できないキーの組み合わせで あったり、他のショートカットと競合したりするような場合は、通知メッセージが表示 されます。入力が完了すると、設定したショートカットが一覧に表示されるように なります。
選択した動作に対して既定のキーボードショートカットに戻すには、もう一度その 項目を選択して を選択します。
設定した内容を保存するには を、全てのショートカット を既定値に戻すには を押してから を押します。
手順3.11 マウスの設定変更¶
個人設定を開いて、 を選択します。
![]() |
右利き/左利きの切り替えを行なうには、 グループ内で必要なものを選んでください。
ファイルやフォルダを開く処理をマウスでのダブルクリックで行なうようにする には、 グループ内のオプションを選択します。
マウスポインタの外観を変更するには、 のタブを選択し、設定したいカーソルテーマを選択します。
ダブルクリックの時間間隔について既定値を設定したり、マウスの動きと画面上の ポインタの動きについて比率を設定したりするには、 タブから設定を行ないます。
設定を保存するには ボタンを押し、設定ダイアログを 閉じてください。
お使いのマシンに接続されたモニタはインストール時に自動検出されます (インストール 後に接続した場合は、次回の X サーバ起動時に検出されます) 。これらの設定は お使いのデスクトップ環境 (KDE または GNOME) を利用して行なうことができます。 セッションの実行中に新しいモニタを検出させるには、 Fn-Fx キー を利用するか、もしくは RandR デスクトップツール (KRandRTray) 、または gnome-display-properties をお使いください。
デュアルヘッド (複数のモニタを接続することのできる) グラフィックカード向けに 複数のモニタを設定する場合は、複数のモードを選択することができます。
現時点では下記のモードに対応しています:
このモードでは、 2 つ以上のモニタを利用した場合に同じ内容を表示します。 クローンモードは通常、複数のモニタを単一のグラフィックカードに接続している 場合に限って使用します。
このモードでは、グラフィックカードに接続された複数のモニタを組み合わせて 1 つの大きなモニタに構成します。 3D アクセラレーションを使用することができる ほか、画面間でウインドウを移動させることもできます。最大化された アプリケーションは 1 つのモニタ内だけでなく、デスクトップ全体にまでまたがる 表示を行なうことができます。このモードでは、両方のモニタの解像度を似通った 設定にしておいたほうが便利です。
このモードは Nvidia 固有のモードで、スパンビューと Xinerama を組み合わせた モードです: 3D アクセラレーションを利用できるほか、 1 つのデスクトップが 両方のモニタにまたがりますが、片方だけを回転させることはできません (両方をいっぺんに回転させるか、もしくは回転を全く行なわないかのいずれかしか 行なうことができません) 。
![]() | 利用可能なモード |
|---|---|
お使いのマシンでどのモードを使用することができるかについては、お使いの ハードウエア (グラフィックカードとモニタ) とそのドライバに依存します。 | |
手順3.12 単体または複数のモニタ設定
複数のモニタを設定するには、お使いのグラフィックカードのドライバが
RandR 拡張バージョン 1.2 またはそれ以降のバージョンに対応していることが必要
です。お使いのドライバで対応しているかどうかを確認するには、
xrandr コマンドを実行してその出力をお読みください。
default という文字列を含む単一の出力しか表示されません。
たとえば下記の例のようになります。
例3.1 RandR 1.1 対応のドライバにおける出力例
$xrandr
Screen 0: minimum 2048 x 768, current 3360 x 1050, maximum 3360 x 1050
default connected 3360x1050+0+0 0mm x 0mm
3360x1050 50.0*
2048x768 51.0
例3.2 RandR 1.2 対応のドライバにおける出力例
$xrandr
Screen 0: minimum 320 x 200, current 1280 x 1024, maximum 3840 x 1200
DVI-I_1/digital disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
DVI-I_1/analog connected 1280x1024+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 338mm x 270mm
1024x768 60.0
800x600 60.3
640x480 59.9
DVI-D_2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis) 1280x1024 (0x3e) 108.0MHz
h: width 1280 start 1328 end 1440 total 1688 skew 0 clock 64.0KHz
v: height 1024 start 1025 end 1028 total 1066 clock 60.0Hz
個人設定を開いて、 を選択します。
デュアルヘッドモードや画面サイズ、リフレッシュレートのようなパラメータを 設定するには、 を選択します。
お使いのモニタのスタンバイやサスペンド、電源 OFF などの設定は、 カテゴリから行ないます。
モニタのキャリブレーション (輝度などの調整) を行なうには、 カテゴリから行ないます。詳しくは ボタンを押してください。
のカテゴリでは、アプリケーションのウインドウ に対するいくつかのオプション設定を行なうことができます (たとえば、ウインドウを 最大化した場合に 1 つのモニタ内にだけ表示するようにするなど) 。
最後に設定を保存するため、 ボタンを押します。
お使いのディスプレイについて、設定をその場で行なうには、メインメニューから KRandRTray を起動するか、もしくは Alt+F2 を押してから krandrtray と入力します。アプレットを起動すると、アプレットのアイコンは通常システムトレイ 内に表示されます。画面のサイズやリフレッシュレートを変更する場合は、その アイコンをマウスの右ボタンで押し、表示された一覧からいずれかを選択してください。 選択を行なうとすぐに設定が反映され、新しい設定を保存するか古い設定に戻すかを 尋ねられます。新しい設定を保存する旨を選択しないと、 15 秒後に元の設定に 戻ります。アイコンをマウスの左ボタンで押すと、個人設定から行くことのできる ものと同じダイアログを表示します。
下記の補足情報は、既定では正しくハードウエアを認識できなかったり、いくつかの 設定を手作業で調整したりする場合の助けとなる情報です。
お使いのモニタを検出して設定する際、システムは下記の手順で処理を行ないます: まず X サーバがグラフィックカードの検出を行ないます。検出されたグラフィック カードに対応するドライバは、設定された優先順で選択されます。たとえば下記の ようになります:
ATI: fglrx --> radeonhd --> radeon --> fbdev --> vesa NVIDIA: nvidia --> nouveau --> nv --> fbdev --> vesa VIA: chrome9 --> openchrome --> unichrome Intel: intel --> fbdev --> vesa
一覧内のドライバが存在しない場合や、ドライバがそのハードウエアに対応して いない場合、システムは次のドライバを試します。ドライバが動作すると、 接続されたモニタの本来の解像度を検出し、反映させます。動的な変更は、 gnome-display-properties のようなデスクトップ固有のツールを利用して 行なうことができるほか、 KRandRTray のようなツールを利用して行ないます。
マウスやキーボードに対しては、 evdev ドライバを
使用します。ノート PC 向けのタッチパッドの場合は、 synaptic
ドライバを使用します。システム全体に対する設定は HAL (ハードウエア抽象レイヤ) が
管理し、 /usr/share/hal/fdi/policy ディレクトリ以下に
保存します。
お使いのハードウエアコンポーネント向けに X ウインドウシステムの (動的でない)
設定を行なう必要がある場合、グラフィカルなフロントエンド (SaX2) を利用する
ことができるほか、 /etc/X11/xorg.conf ファイルを手作業
で編集して設定することもできます (ただし上記設定ファイルに対する専門知識が
必要です) 。 SaX2 を起動するには、 Alt+F2 を押してから、 sax2
と入力します (root のパスワード入力が必要です) 。
経験のあるユーザの場合は、コマンドラインツールを利用することもできます: キーボードの設定を行なう場合は setxkbmap を、 XInput デバイスを設定したりテストしたりする場合は、 xinput を利用してください。
手順3.13 既定アプリケーションの変更¶
KDE では、いくつかの既定アプリケーションを設定しています。この既定アプリケーションは、 たとえば電子メールのアドレスを選択したときに KMail が起動する、などの処理を行なう ために用意されています。
このような動作を変更し、希望する Web ブラウザや電子メールクライアントを 既定のものとして使用したい場合は、個人設定を開いて を選択します。
Web ブラウザを変更するには:
コンポーネントの一覧が表示されたら、 を選択します。
を選択し、 右側にあるボタンを押します。
メインメニューの構造を示すダイアログが表示されます。既定に設定したい Web ブラウザを選択して、 を押します。すると、元の画面に 戻り、選択したアプリケーションが表示されます。
![]() |
電子メールクライアントを変更するには:
コンポーネントの一覧が表示されたら、 を選択します。
を選択し、右側にあるボタンを 押します。
メインメニューの構造を示すダイアログが表示されます。既定に設定したい電子メール クライアントを選択して、 を押します。すると、元の画面に 戻り、選択したアプリケーションが表示されます。
必要であれば、端末ウインドウやインスタントメッセンジャーなど、その他の KDE 向け既定アプリケーションについても変更することができます。
全てのアプリケーションを必要に応じて変更したら、最後に を押します。
手順3.14 ファイルの関連づけ設定¶
既定の Web ブラウザや電子メールアプリケーションを設定するのと同じように、 KDE でファイルの関連づけを変更することができます。ファイルの関連づけは、 特定のファイルタイプでどのアプリケーションを開くのか、を設定します。
個人設定を開き、 タブ内にある を選択します。
拡張子を検索するには、 の欄に拡張子を入力します。入力を行なうと、下記の一覧には該当するファイルタイプだけ が表示されるようになります。たとえば、 *.png ファイルに対するアプリケーションを 変更したい場合は、 の欄に png と入力してください。
の一覧内では、設定ダイアログを開きたいファイル タイプを選択します。設定ダイアログではアイコンのほか、ファイル名のパターンや説明、 アプリケーションの順序などを設定することができます。
![]() |
お使いのツールが一覧に表示されない場合は、 の枠内にある ボタンを押してプログラムを選択してください。
一覧内の順序を変更するには、まず移動したいプログラムを選択してください。 その後、 や を押す ことで、優先順位を上げたり下げたりすることができます。そのファイルを開こうと した場合、既定では一番上に表示されているプログラムを使用します。
全てのオプションを希望どおりに設定したら、最後に を押します。
手順3.15 地域設定の調整¶
日付や時刻、数字や通貨の書式を変更するには、 KDE で国を設定します。 お使いのコンピュータに複数の言語がインストールされている場合は、グラフィカル ユーザインターフェイス (GUI) やアプリケーションのインターフェイスで、 どの言語を利用するのかを選択することもできます。
既定の国に関する設定を変更するには、個人設定を開いて を選択します。
![]() |
タブで の右側に 表示された リンクをマウスの左ボタンで選択します。 するとダイアログが表示されるので、 KDE で既定値に設定したい国や地域を選択し、 を押します。
数字や日付、時刻の書式はそれぞれ選択した国の既定値に設定され、 タブの下部に表示されるようになります。
ここからさらに細かい設定を行ないたい場合は、それぞれ必要なタブを選択して オプションを設定してください。
お使いのシステムに複数の言語をインストールしている場合 (YaST で第二言語 を設定している場合) で、 KDE のグラフィカルインターフェイスに異なる言語を 設定したい場合は、 タブ内にある ボタンを押します。すると、お使いのシステムに インストールされている言語の一覧が表示されます。
グラフィカルインターフェイスに設定したい言語を選択すると、新しく選択した 言語が の一覧内の一番上に表示されるようになります。
設定を反映するには、 を押します。これ以後に起動した アプリケーションやデスクトップ項目から、選択した言語を使用するようになります。
他の言語に切り替えるには、 の一覧内の順序を入れ替え、 必要な言語が一番上に来るように設定し、設定を適用してください。
ログイン処理時にユーザ名とパスワードを入力したあとは、 KDE はセッションマネージャ を起動します。セッションマネージャはセッションの状態を記憶し、次回のログイン時に その状態を復元しようとします。たとえば直近のセッションやセッションから手作業で 保存を行なった際に起動していたアプリケーションを、自動的に起動したりすることが できます。セッションマネージャでは、それぞれ下記の設定を記憶し、復元することが できます:
外観と動作の設定 (フォントや色、マウスの設定など) 。
起動中のアプリケーション (ファイルマネージャや OpenOffice.org など) 。
![]() | アプリケーションの保存と復元 |
|---|---|
セッションマネージャでは、アプリケーション内の動作情報を保存することは できません。たとえばコマンドラインや端末ウインドウから vi エディタを起動して いた場合、セッションマネージャは編集中のファイルまで記憶することはできません。 | |
手順3.16 セッション処理の調整¶
セッション処理のオプションを変更するには、個人設定を開いて タブを選択し、 を選択してください。
既定では、直前のセッションをログアウトした際に起動していたアプリケーションを復元し、 それらを自動的に起動します。
セッションを手作業で保存できるようにし、 KDE の起動時に毎回その設定を復元 するように設定するには、 を選択します。これを選択すると、メインメニューに という項目が表示されるようになります。このメニュー項目を利用してセッションを 保存すると、その後のログインでは毎回そのセッションが復元されるようになります。
ログイン時に毎回 「新しい」 セッションを起動するように設定するには、 を選択します。
ログアウト時に表示される既定のオプションを変更するには、それぞれ の枠内や 内にあるオプションを設定してください。
最後に設定を保存するため、 ボタンを押します。
手順3.17 自動的なプログラム起動¶
セッションマネージャが復元することによってアプリケーションを起動するのとは 別に、ログイン後に自動的にアプリケーションを起動するように設定することが できます。
個人設定を開いて タブを選択し、 を選択します。
アプリケーションを追加するには を 押し、メニュー構造内から自動起動したいアプリケーションを選択します。
シェルスクリプトを追加するには を 押し、アイコンが描かれた ボタン を押します。するとファイルシステム内のファイルを選択することができるように なります。ファイルを選択すると、一覧内にプログラムやスクリプトが追加され、 が表示されて変更できるようになります。
![]() |
変更を保存するには、 ボタンを押します。次回のログインから、 それらのアプリケーションやスクリプトが自動起動されるようになります。