SUSEŽ Linux Enterprise Serverに添付されているNomad(Novell Open Mobile Agile Desktop)を使用すると、グラフィックハードウェアから切り離されたデスクトップセッションを実行できます。Nomadは、次のコアコンポーネントで構成されます。
Composite、XVideo、RANDRなど、現代のX拡張をサポートします。
リモートからアクセスできるデスクトップセッションの生成と追跡を行います。
RDP(Remote Desktop Protocol)を転送およびセキュリティのレイヤとして使用します。RDPは、Microsoft Terminal Servicesを実行するコンピュータへの接続を可能にするマルチチャネルプロトコルです。ただし、接続ハンドラは、クライアントソフトウェアによってサポートされると、仮想X11チャネル (rdpx11) を使用して、未フィルタのX11トラフィックをデスクトップを表示するローカルXサーバに転送します。接続ハンドラは、常に、必要に応じて通常のRDPコマンドにフォールバックできます。つまり、リモートデスクトップを任意の既存RDP クライアントからアクセスできます。
SUSE Linux Enterprise Serverには、Nomadを実装する特別なRPDクライアントが提供されています。このクライアントは、X11プロトコル転送のための特別拡張であり、適切なコンポジットマネージャプラグインがロードされると、リモートデスクトップをローカルに合成できます。
コンポジティングは、アプリケーションウィンドウの高度な視覚効果(透明度、フェード、ゆがみ、シャッフル、リダイレクトなど)を可能にします。
Nomadでは、さまざまな物理ロケーションからデスクトップにリモートアクセスできます。たとえば、自宅または会社から同じセッションにアクセスできます。作業セッションが中断されても、別の端末に移り、作業を開始できます。現在実行中の環境を、ラップトップなどのモバイルデバイスにコピーすることも可能です。Nomadを使用すれば、デスクトップを、コラボレーションまたはトレーニング用に共有し、リモートからの制御や管理を行うことができます。
Nomadを使用するには、rdesktopパッケージをローカルコンピュータにインストールする必要があります。さらに、次のパッケージもインストールできます。
compiz
compiz-plugins-dmx
compiz-fusion-plugins-main
libcompizconfig
python-compizconfig
compiz-manager
simple-ccsm
tsclient
デスクトップを提供しているリモートコンピュータ上で、オープンソースリモートデスクトッププロトコル (RDP) サーバ
を含む xrdp パッケージがインストールされている必要があります。
さらに、次のパッケージもインストールできます。
compiz
compiz-plugins-dmx
compiz-fusion-plugins-main
libcompizconfig
python-compizconfig
compiz-manager
simple-ccsm