YaSTによるユーザの管理

目次

12.1. [ユーザとグループの管理]ダイアログ
12.2. ユーザアカウントを管理する
12.3. ユーザアカウントの追加オプション
12.4. ローカルユーザのデフォルト設定の変更
12.5. グループへのユーザの割り当て
12.6. グループを管理する
12.7. ユーザ認証方法を変更する

インストール中に、ユーザ認証のための方法を選択しました。この方法は、ローカル(/etc/passwd)、またはネットワーク接続が確立されている場合はNIS、LDAP、Kerberos、またはSambaのいずれかです(6.14.1.7項 「ユーザ認証方法」を参照してください)。ユーザアカウントは作成および変更でき、YaSTでいつでも認証方法を変更できます。

各ユーザには、システムで自身を識別するためのユーザID(UID)が割り当てられます。マシンにログインできるユーザ以外にも、内部での使用のみが目的の多数のシステムユーザが存在します。各ユーザは、1つ以上のグループに割り当てられます。システムユーザと同様に、内部用途のFほシステムグループも存在します。

[ユーザとグループの管理]ダイアログ

ユーザまたはグループを管理するには、YaSTを起動し、セキュリティとユーザ+User and Group Administrationをクリックします。また、コマンドラインからyast2 users &を実行することにより、[ユーザとグループの管理]ダイアログを直接起動します。

図 12.1. YaSTユーザとグループの管理

YaSTユーザとグループの管理

このダイアログで表示および変更するために選択したユーザセット(ローカルユーザ、ネットワークユーザ、システムユーザ)に応じて、メインウィンドウにはさまざまなタブが表示されます。これにより、次のタスクを実行できます。

ユーザアカウントを管理する

[ユーザ]タブから、12.2項 「ユーザアカウントを管理する」に従ってユーザアカウントを作成、変更、削除、または一時的に無効にします。12.3項 「ユーザアカウントの追加オプション」では、パスワードポリシーの強制、暗号化されたホームディレクトリの使用、指紋認証の使用、ディスククオータの管理などの高度なオプションについて説明します。

デフォルト設定の変更

[新しいユーザのデフォルト設定]タブで定義された設定に応じて、ローカルユーザアカウントが作成されます。12.4項 「ローカルユーザのデフォルト設定の変更」では、デフォルトのグループ割り当て、またはホームディレクトリのデフォルトパスおよびアクセス許可を変更する方法を説明します。

グループへのユーザの割り当て

12.5項 「グループへのユーザの割り当て」では、個別ユーザのグループの割り当てを変更する方法を説明します。

グループを管理する

[グループ]タブから、既存のグループの追加、変更、または削除を行うことができます。この方法については、12.6項 「グループを管理する」を参照してください。

ユーザ認証方法を変更する

マシンがNISまたはLDAPなどのユーザ認証手段を提供するネットワークに接続されている場合、[Authentication Settings]タブでさまざまな認証方法から選択できます。詳細については、12.7項 「ユーザ認証方法を変更する」を参照してください。

ユーザとグループの管理用に、このダイアログでは同様の機能が提供されます。ダイアログ上部にある適切なタブを選択することにより、ユーザとグループの管理ビューを簡単に切り替えることができます。

[フィルタ]オプションで、変更するユーザまたはグループの設定を定義できます。[ユーザ]タブまたは[グループ]タブで[フィルタの設定]をクリックすると、たとえば(LDAPを使用するネットワークに属する場合)、ローカルユーザまたはLDAPユーザなどの特定のカテゴリに応じてユーザまたはグループを表示および編集できます。フィルタの設定+フィルタのカスタマイズで、カスタムフィルタをセットアップおよび使用できます。

選択したフィルタに応じて、このダイアログから次のオプションおよび機能がすべて利用できるとは限りません。