インターネットへのアクセス

目次

11.1. インターネットに直接接続
11.2. ネットワークによるインターネット接続

概要

インストール中にインターネットアクセスを設定しない場合は、YaSTを使用することでいつでもこのタスクを実行できます。インターネットにアクセスするコンピュータの設定方法は、それぞれの環境に応じて異なります。インストールするコンピュータがインターネットに既に接続しているネットワークに属している場合は、マシンをネットワークにリンクするだけで済みます。インターネットに直接接続されたマシンをインストールする場合は、そのハードウェアおよびインターネットサービスプロバイダ(ISP)へのアクセスを設定する必要があります。

インターネットアクセスの設定を開始するときに、すべてのデータの準備が整っていることを確認するために下記のチェックリストを使用してください。

インターネットに直接接続

コンピュータがインターネットに直接接続する場合、このタスクで使用されるハードウェアを最初に設定する必要があります。このハードウェアは、内部デバイス(ISDNカードなど)または外部デバイス(モデムなど)のいずれかです。ほとんどの場合、こうしたデバイスは自動的に検出されます。

第2の手順では、ログイン資格認定情報、ゲートウェイ、ネームサーバなど、ISPにより提供されるデータを入力する必要があります。必要なすべてのデータが記載されたデータシートがISPから配布されているはずです。

ハードウェアおよびISPデータを正常に設定したら、NetworkManagerを使用してインターネット接続を管理します。詳細については、第 1 章 NetworkManagerの使用 (↑管理ガイド)を参照してください。

DSLチェックリスト

さまざまなポイントツーポイントプロトコル(PPP)の手法を使用するさまざまなタイプのDSLデバイスが利用可能です。

  • 外部DSLモデムに接続する標準のイーサネットカードは、PPP over Ethernet (PPPoE)を使用します。オーストリアでは、ポイントツーポイントトンネリングプロトコル(PPTP)が使用されています。PPTPでは、外部モデムは静的なIPアドレスも有します。

  • 内部DSLモデムはPPP over ATM (PPPoATM)を使用します。

  • 内部ADSL Fritz Cardでは、CAPI for ADSLを使用します。

DSL設定モジュールには既に、いくつかの国の主要なISPに対するデータが含まれています。ISPがこれに含まれない場合は、名前解決(DNS)およびIP割り当ての処理方法を調べる必要があります(ほとんどの場合、このデータは自動的に受信されます)。リストからISPを選択するか、カスタムプロバイダを追加するかにかかわらず、少なくともログインおよびパスワードを入力する必要があります。

設定の詳細については、項 「DSL」 (第18章 ネットワークの基礎, ↑管理ガイド)を参照してください。

ISDNチェックリスト

内部ISDNカードが自動的に検出されない場合、ベンダおよびデバイスの名前を把握する必要があります。

[Note]ISDNモデムまたはターミナルアダプタ

外部ISDNモデムまたはターミナルアダプタを使用している場合は、11.1.3項 「モデムチェックリスト」を参照してください。

ISDNデバイスを設定するには、次のデータが必要です。

  • ISDNプロトコル(国に応じて異なります)

  • 市外局番および電話番号。

  • インタフェースタイプ(SyncPPPまたはRawIP)。確認できない場合は、RawIPが特定の電話システムのみで使用されているために、SyncPPPを選択します。

  • プロバイダから静的なIPアドレスを取得する場合は、ダイヤルインサーバおよびゲートウェイのローカルおよびリモートのIPアドレス。

  • ISDN設定モジュールには既に、いくつかの国の主要なISPに対するデータが含まれています。ISPがこれに含まれない場合は、名前解決(DNS)およびIP割り当ての処理方法を調べる必要があります(ほとんどの場合、このデータは自動的に受信されます)。リストからISPを選択したか、カスタムプロバイダを追加したかにかかわらず、少なくともログインおよびパスワードを入力する必要があります。

設定の詳細については、項 「ISDN」 (第18章 ネットワークの基礎, ↑管理ガイド)を参照してください。

モデムチェックリスト

モデムが自動的に検出されなかった場合は、シリアルポートまたはUSBポートのいずれに接続されているかを把握する必要があります。すべてのUSBモデムおよび内部モデムがSUSEŽ Linux Enterprise Serverによりサポートされるとは限らないことに注意してください。

モデム設定モジュールには既に、いくつかの国の主要なISPに対するデータが含まれています。ISPがこれに含まれない場合は、ダイヤルイン番号、および名前解決(DNS)およびIP割り当ての処理方法を調べる必要があります(ほとんどの場合、このデータは自動的に受信されます)。リストからISPを選択したか、カスタムプロバイダを追加したかにかかわらず、少なくともログインおよびパスワードを入力する必要があります。

設定の詳細については、項 「モデム」 (第18章 ネットワークの基礎, ↑管理ガイド)を参照してください。

ケーブルモデムチェックリスト

TVケーブル経由でインターネットにアクセスするにはケーブルモデムが必要です。こうしたモデムは、イーサネットケーブルによりコンピュータに接続されます。したがって、それに応じてネットワークカードを設定することのみが必要です。詳細については、項 「ケーブルモデム」 (第18章 ネットワークの基礎, ↑管理ガイド)を参照してください。