概要
YaSTを使用すると、インストール時だけでなく、すでにインストール済みのシステムでも、ハードウェア項目を設定できます。オーディオハードウェア、プリンタ、またはスキャナのサポートを設定したり、YaSTハードウェア情報モジュールを使用して、どのハードウェアコンポーネントがコンピュータに接続しているか知ることができます。
![]() | グラフィックカード、モニタ、マウス、およびキーボードの設定 |
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グラフィックカード、モニタ、マウス、およびキーボードは、KDEツールまたはGNOMEツールのどちらかで設定できます。 | |
ハードウェアの詳細を知りたい場合や、特定のハードウェアを正しく設定するために、その詳細情報(ベンダやモデルなど)を見つける必要がある場合は、YaSTハードウェア情報モジュールを使用します。
YaSTを起動し、+の順にクリックします。ただちにハードウェアの検出が開始され、しばらく経つと、別のウィンドウにハードウェア情報のツリーが表示されます。
ハードウェア情報ツリー内で、プラスアイコンのクリックを繰り返して、特定デバイスに関する情報を展開します。
をクリックして、出力をファイルに保存します。
をクリックして、ハードウェア情報の概要画面を終了します。
グラフィックシステム(グラフィックカードとモニタ)の設定は、インストール後に必要に応じて変更できます。このような変更は、アクセシビリティの問題やハードウェアアップグレードによって必要となることがあります。
![]() | モニタの周波数の変更 |
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安全メカニズムは存在しますが、許可されたモニターの周波数を手動で変更する場合は、注意してください。値が正しくないと、モニタが損傷する恐れがあります。周波数を変更する際は、必ず事前にモニタのマニュアルを参照してください。 | |
フォントが小さ過ぎたり、円の形状が正常でない場合は、解像度を変更します。次の手順に従います。
YaST内で、+の順にクリックします。SaX2によりシステムリソースがチェックされ、ウィンドウが表示されます。
モニタが正しく検出されていることを確認してください。正しく検出されていない場合は、を使用して、 リストから適切なモデルを選択します。
必要に応じて、適切なとを選択します。
![]() |
新しい設定をシステムへの適用前にテストします。をクリックして設定内容を決定します(、、または)。
2つ目のモニタを有効にするには、次の手順に従います。
YaST内で、+の順にクリックします。SaX2によりシステムリソースがチェックされ、ダイアログが表示されます。
モニタが正しく検出されていることを確認してください。正しく検出されていない場合は、を使用して、 リストから適切なモデルを選択します。
を有効にし、をクリックしてさらに調整します。
2つ目のモニタが正しく検出されていることを確認してください。正しく検出されていない場合は、を使用して、 リストから適切なモデルを選択します。
またはモードで、2つ目のモニタを使用するかどうかを決定し、をクリックします。
新しい設定をシステムへの適用前にテストします。をクリックして設定内容を決定します(、、または)。
![]() | Xサーバの再起動 |
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ここで行った変更内容は、Xサーバを再起動した後でのみ適用されます。Xサーバを今すぐ再起動する場合は、グラフィックシステムからログアウトし、再度ログインします。 | |
キーボードやマウスなどの入力デバイスを再設定するか、またはYaSTのキーボードおよびマウスモジュールを使用して、こうした1つ以上のデバイスを追加します。
標準104キーキーボードをマルチメディアキーボードに交換する場合、または別の言語または国のレイアウトを使用する場合には、次の手順に従います。
YaSTで、+の順にクリックします。SaX2設定ツールは、システムリソースを読み込み、ダイアログを表示します。
![]() |
リストからキーボードモデルを選択します。
リストで国を選択します。
国のレイアウトに応じて、特定のを選択できます。この選択内容は、直ちにテストされます。
オプションとして、を有効にできます。リストの1つ以上のボックスをオンにします。再設定の必要なく実行中のシステムで異なる言語またはスクリプトの切り替えを行う場合に、この機能が役立ちます。
設定を保存する前に、ダイアログ下部のフィールドを使用して、ウムラウトやアクセント文字などの特殊文字が適切に入力、表示できるかどうかをチェックします。
をクリックして設定ダイアログを終了し、次のメッセージでをクリックして変更を適用します。
![]() | コンソールキーボードのレイアウトを設定する |
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ステップ 7に従ってボタンをクリックすると、コンソールキーボードのレイアウトの設定が同時に行われます。コンソールキーボードレイアウトを変更する場合は、yast keyboard(テキストモードインタフェース)を呼び出すか、または | |
マウスは通常自動的に検出されますが、自動検出が失敗した場合は手動でマウスモデルを設定できます。お使いのマウスモデルに関する説明は、マウスのドキュメントを参照してください。マウス設定を変更するには、次の手順に従います。
YaSTで、+の順にクリックします。SaX2設定ツールは、システムリソースを読み込み、ダイアログを表示します。
をクリックし、表示されたリストからマウスモデルを選択します。
をクリックして設定ダイアログを終了し、により変更を適用します。
ダイアログので、マウス操作用の各オプションを設定します。
お使いのマウスに2つのボタンしかない場合、2つのボタンを同時にクリックすると3つ目のボタンがエミュレートされます。
スクロールホイールを使用するには、このボックスをオンにします。
マウスポインタが移動する方向を変更する場合は、これらのオプションをオンにします。
このボックスをオンにすると、ボタンマッピングが左利き用になります。
マウスにはスクロールホイールがないが、同様の機能を使用したい場合は、この機能に追加ボタンを割り当てることができます。使用するボタンを選択します。このボタンを押している間、マウスの動きはスクロールホイールのコマンドに変換されます。この機能は、トラックボールの場合に特に便利です。
YaSTでは、ほとんどのサウンドカードが自動的に検出され、適切な値で設定されます。デフォルト設定を変更する場合や自動設定できなかったサウンドカードを設定する場合は、YaSTのサウンドモジュールを使用します。このモジュールでは、追加のサウンドカードを設定したり、サウンドカードの順序を切り替えることもできます。
サウンドモジュールを起動するには、YaSTを起動し、+の順にクリックします。rootユーザとしてコマンドラインでを実行して、[サウンド設定]ダイアログを直接起動することもできます。
![]() |
ダイアログに検出できるすべてのサウンドカードが表示されます。
手順8.1 サウンドカードの設定¶
新しいサウンドカードを追加した場合または既存のサウンドカードをYaSTで自動設定できなかった場合は、以下の手順を実行します。新しいサウンドカードを設定するには、サウンドカードのベンダとモデルを知っている必要があります。不確かな場合は、サウンドカードのマニュアルを参照して、必要な情報を取得してください。ALSAでサポートされているサウンドカードとその対応サウンドモジュールの参照リストについては、http://www.alsa-project.org/main/index.php/Matrix:Mainを参照してください
設定時には、次のセットアップオプションから選択できます。
設定手順をこれ以上実行する必要はありません。サウンドカードは自動的に設定されます。後で変更できるボリュームなどのオプションを設定できます。
設定中に、出力音量を調整し、テストサウンドを再生できます。
熟練者専用。サウンドカードのすべてのパラメータをカスタマイズできます。
![]() | 詳細環境設定 |
|---|---|
やるべきことを正確に知っている場合のみ、このオプションを使用してください。そうでない場合は、ここのパラメータをいじらず、標準設定か簡易設定のオプションを使用します。 | |
YaSTのサウンドモジュールを起動します。
検出済みだが、が選択されているサウンドカードを設定するには、リストから各エントリを選択してをクリックします。
新しいサウンドカードを設定するには、をクリックします。サウンドカードのベンダとモデルを選択し、をクリックします。
設定オプションの1つを選択し、をクリックします。
を選択した場合は、でサウンド設定をテストし、音量を調整できます。耳やスピーカーを傷めないよう、ボリュームの調整は10%程度から開始します。
すべてのオプションが希望どおりに設定されたら、をクリックします。
ダイアログに、新しく設定されたか、または変更されたサウンドカードが表示されます。
必要のなくなったサウンドカードの設定を削除するには、そのエントリを選択して、をクリックします。
をクリックして、変更内容を保存し、YaSTのサウンドモジュールを終了します。
手順8.2 サウンドカードの設定を変更する
個々のサウンドカードの設定を変更する場合は(熟練者専用)、ダイアログでサウンドカードのエントリを選択し、をクリックします。
これによって、画面が開き、そこで、多数のパラメータを微調整できます。詳細については、をクリックします。
設定済みのサウンドカードの音量を調節したり、サウンドカードをテストするには、ダイアログでサウンドカードのエントリを選択し、をクリックします。各メニュー項目を選択します。
![]() | YaSTのミキサー |
|---|---|
YaSTのミキサーの設定では、基本オプションのみを提供します。それらのオプションは、トラブルシューティング用です(たとえば、テストサウンドが聞こえるかどうかなど)。+の順にクリックしてYaSTのミキサーの設定にアクセスします。サウンドオプションの日常的な使用と微調整には、デスクトップからミキサーアプレットを使用するか、または alsasoundコマンドラインツールを使用します。 | |
MIDIファイルを再生する場合は、+の順に選択します。
サポートされているサウンドカード(Creative社のサウンドカードSoundblaster Live、Audigy、またはAWEなど)が検出された場合は、MIDIファイルの再生用にサウンドフォントもインストールできます。
元のドライバCD-ROMをCDまたはDVDのドライブに挿入します。
+の順に選択して、SF2 SoundFonts™ をハードディスクにコピーします。このサウンドフォントは、/usr/share/sfbank/creative/ ディレクトリに保存されます。
システムに複数のサウンドカードを設定した場合は、サウンドカードの順序を調節できます。サウンドカードをプライマリデバイスとして設定するには、でサウンドカードを選択し、+の順にクリックします。インデックス0のサウンドデバイスがデフォルトデバイスになり、システムとアプリケーションによって使用されます。
SUSE Linux Enterprise Serverでは、デフォルトでPulseAudioサウンドシステムが使用されます。このシステムは、複数のオーディオストリームのミックスを容易にする抽象レイヤであり、ハードウェアのどのような制限もバイパスします。PulseAudioサウンドシステムを有効または無効にするには、+の順にクリックします。有効にした場合は、PulseAudioデーモンがサウンドの再生に使用されます。他のサウンドシステムをシステム規模で使用したい場合は、を無効にします。
をクリックしてYaSTのサウンドモジュールを終了すると、すべてのサウンドカードの音量と設定が保存されます。ミキサーの設定は、/etc/asound.stateファイルに保存されます。ALSA設定データは、/etc/modprobe.d/soundファイルの末尾に付加され、/etc/sysconfig/soundに書き込まれます。
YaSTを使用して、コンピュータに直接接続されている(通常はUSBまたはパラレルポート使用)ローカルプリンタを設定したり、ネットワークプリンタによる印刷を設定することができます。プリンタをインターネット上で共用することも可能です。印刷に関する詳細(一般情報、技術詳細、トラブルシューティング)は、第14章 プリンタの運用 (↑管理ガイド)に記載されています。
YaSTで+の順に選択してプリンタモジュールを起動します。デフォルトでは、モジュールが画面で開き、使用可能な設定済みのプリンタをすべて一覧します。これは、ネットワークを介して多数のプリンタにアクセスできる環境で、特に役に立ちます。ここから、を実行し、ローカルプリンタを設定することもできます。
通常、ローカルUSBプリンタが自動的に検出されます。USBプリンタが自動検出されない理由としては、次の2つが考えられます。
USBプリンタをオフに切り替えます。
プリンタ/コンピュータ間の通信はできません。ケーブルやプラグをチェックして、プリンタが正しく接続されていることを確認してください。正しく接続されている場合、問題はプリンタ関係でなく、USB関係である可能性があります。
プリンタの設定プロセスは基本的には3つのステップで構成されます。つまり、接続タイプを指定し、ドライバを選択し、このセットアップ用の印刷キューに名前を付けます。
多くのプリンタモデルでは、さまざまなドライバを使用できます。プリンタを設定する場合、YaSTでは通常はデフォルトで1つのプリンタにrecommendedのマークが付きます。通常は、ドライバを変更する必要はありません。recommendedとマークされたドライバが最良の結果を出すはずです。ただし、たとえば、カラープリンタでモノクロ印刷だけをしたい場合は、カラー印刷をサポートしないドライバの使用が最も便利です。画像印刷時にPostScriptプリンタでパフォーマンス上の問題が発生する場合は、PostScriptドライバからPCLドライバに変更すると問題が改善されることがあります(ただし、使用するプリンタがPCLを理解できる場合)。
プリンタ用ドライバがリストされていない場合は、該当する標準言語を使用する汎用ドライバをリストから選択してみてください。プリンタのマニュアルを参照して、プリンタが理解する言語(プリンタを制御するコマンドのセット)を見つけてください。これでうまくいかない場合は、8.5.1.1項 「YaSTによるドライバの追加」を参照して他の解決方法を試してください。
プリンタは、直接には使用されず、必ずプリンタキューを介して使用されます。これにより、同時実行ジョブをキューに入れ、次々に処理することができます。各印刷キューは、特定のドライバに割り当てられ、プリンタは、複数のキューを持つことができます。これにより、たとえば、カラープリンタ上に、モノクロでだけ印刷する2つ目のキューを設定することができます。印刷キューの詳細については、項 「印刷システムのワークフロー」 (第14章 プリンタの運用, ↑管理ガイド)を参照してください。
手順8.3 新しいローカルプリンタを追加する¶
+の順に選択して、YaSTのプリンタモジュールを起動します。
画面でをクリックします。
[接続方法の指定]の下にプリンタがすでに表示されている場合は、次のステップに進みます。そうでない場合は、を試すか、または を起動します。
[ドライバの検出と割り当て]にある入力ボックスにベンダ名とモデル名を入力し、をクリックします。
推奨マークの付いたドライバからプリンタに最適なドライバを選択します。適切なドライバが表示されない場合は、次の手順に従います。
検索条件をチェックします。
をクリックして、検索範囲を広げます。
ドライバを追加します(8.5.1.1項 「YaSTによるドライバの追加」を参照)。
[デフォルトの用紙サイズ]を指定します。
フィールドに、印刷キューの固有の名前を入力します。
これで、プリンタはデフォルト値で設定され、使用可能な状態になりました。をクリックして、画面に戻ります。新しく設定されたプリンタがプリンタ一覧に表示されます。
新しいプリンタを追加するときに、ダイアログに適切なドライバが表示されない場合は、ご使用のモデルに適したPPD (PostScript Printer Description)が用意されていないということです。PPDファイルの詳細については、項 「ソフトウェアのインストール」 (第14章 プリンタの運用, ↑管理ガイド)を参照してください。
PPDファイルは、プリンタベンダから直接か、またはPostScriptプリンタのドライバCDから入手します。詳細については、項 「特定のPostScriptプリンタに適したPPDファイルが入手できない」 (第14章 プリンタの運用, ↑管理ガイド)を参照してください。PPDファイルは、http://www.linuxfoundation.org/collaborate/workgroups/openprinting/database/databaseintroの「OpenPrinting.org printer database」で見つけることもできます。OpenPrintingからPPDファイルをダウンロードする時点では、OpenPrintingに最新のLinuxサポートステータスが記載されていますが、このステータスが必ずしもSUSE Linux Enterprise Serverのステータスと一致しているとは限りません。
手順8.4 PPDファイルを追加する
+の順に選択して、YaSTのプリンタモジュールを起動します。
画面でをクリックします。
[Find and Assign a Driver]セクションでをクリックします。
[プリンタ記述ファイルを使用可能にする]にある入力ボックスに、PPDファイルへのフルパスを入力します。または、をクリックして、ダイアログボックスからファイルを選択します。
をクリックして、[新しいプリンタ設定の追加]画面に戻ります。
このPPDファイルを直接使用するには、手順8.3「新しいローカルプリンタを追加する」の説明に従って続行します。それ以外の場合は、をクリックします。
ローカルプリンタの既存設定の編集では、接続タイプやドライバなどの基本設定を変更できるだけでなく、用紙サイズ、解像度、メディアソースなどのデフォルト設定を調整することもできます。プリンタのIDは、プリンタ記述を変更することで変更できます。
手順8.5 ローカルプリンタを編集する
+の順に選択して、YaSTのプリンタモジュールを起動します。
画面で、リストからローカルプリンタを選択し、をクリックします。
接続タイプまたはドライバを変更します(手順8.3「新しいローカルプリンタを追加する」参照)。この手順は、現在の設定で問題がある場合にのみ必要です。
を選択して、このプリンタをデフォルトにします。
をクリックして、デフォルト設定を調整します。設定を変更するには、該当する+記号をクリックしてオプションのリストを展開します。オプションをクリックして、デフォルトを変更します。変更内容を反映するには、をクリックします。
ネットワークプリンタは、自動的には検出されません。ネットワークプリンタは、YaSTのプリンタモジュールを使用して手動で設定する必要があります。ネットワークの設定内容に応じて、プリントサーバ(CUPS、LPD、SMB、またはIPX)に印刷したり、ネットワークプリンタに直接印刷(TCP経由を推奨)することができます。YaSTのプリンタモジュールの左ペインでを選択してネットワーク印刷の設定画面にアクセスします。
Linus環境では、ネットワークを介した印刷に、通常CUPSが使用されます。最も簡単なセットアップは、すべてのクライアントが直接アクセスできる1つのCUPSサーバだけを使用する印刷です。複数のCUPSサーバによる印刷では、リモートCUPSサーバと通信するCUPSデーモンが稼動中であることが必要です。
手順8.6 1つのCUPSサーバを介して印刷
+の順に選択して、YaSTのプリンタモジュールを起動します。
左ペインから画面を開きます。
をオンにして、サーバの名前またはIPアドレスを指定します。
をクリックして、正しい名前またはIPアドレスが選択されていることを確認します。
[OK]をクリックして、画面に戻ります。これで、CPUSサーバを介して利用できるすべてのプリンタが一覧されます。
手順8.7 複数のCUPSサーバを介して印刷
+の順に選択して、YaSTのプリンタモジュールを起動します。
左ペインから画面を開きます。
を選択します。
[一般設定]で、使用するサーバを指定します。すべての使用可能なネットワーク、ローカルネットワーク、または特定ホストからの接続を受け入れることができます。最後のオプションを選択する場合は、ホスト名またはIPアドレスを指定する必要があります。
ローカルCUPSサーバの起動を要求されたら、をクリックし、次にをクリックして確認します。サーバが起動すると、YaSTの画面は画面に戻ります。をクリックして、今までに検出されたプリンタを参照します。追加プリンタを使用可能にする場合は、このボタンを再度クリックします。
CUPS以外の印刷サーバから印刷サービスを提供しているネットワークでは、+の順に選択してYaSTのプリンタモジュールを起動し、左ペインから画面を開きます。を起動し、該当するを選択します。ご利用の環境でのネットワークプリンタの設定については、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
ローカルCUPSデーモンが管理するプリンタは、ネットワーク上で共有できます。その場合、ローカルコンピュータがCUPSサーバになります。通常、プリンタを共有するには、CUPSのいわゆる「ブラウジングモード」を有効にします。ブラウジングを有効にした場合は、リモートCUPSデーモンをリッスンするために、ローカル印刷キューがネットワーク上で利用可能になります。また、専用のCUPSサーバをセットアップして、そのサーバですべての印刷キューを管理し、リモートクライアントをそのサーバに直接アクセスさせることも可能です。この場合は、ブラウジングを有効にする必要はありません。
手順8.8 プリンタを共有する
+の順に選択して、YaSTのプリンタモジュールを起動します。
左のペインから、画面を開きます。
を選択します。詳細な設定ついては、次の追加オプションを使用できます。
を選択します。さらに、も選択して参照モードを有効にします。
をクリックして、CUPSサーバによって使用されるネットワークインターフェイスを追加します。指定したネットワークインタフェースを介してプリンタを共用したい場合は、下の入力ボックスでそれらのプリンタを追加します。
CUPSサーバへのアクセスを一定のネットワークまたはIPアドレスに制約するには、2つの入力ボックスでそれらを指定します。
をクリックしてCUPSサーバを再起動し、画面に戻ります。
CUPSと ファイアウォールの設定については、http://en.opensuse.org/SDB:CUPS_and_SANE_Firewall_settingsを参照してください。
YaSTを使用して、スキャナまたはSCSIスキャナを設定できます。sane-backendsパッケージには、ハードウェアドライバなどの、スキャナの使用に必要な必須コンポーネントが含まれています。パラレルポートに接続するスキャナは、YaSTでは設定できません。HPのオールインワンデバイスを所有している場合は、8.6.1項 「HPのオールインワンデバイスの設定」を参照してください。ネットワークスキャナの設定方法については、8.6.3項 「ネットワーク経由のスキャン」を参照してください。
手順8.9 USBまたはSCSIのスキャナを設定する¶
USBまたはSCSIスキャナをコンピュータに接続し、オンにします。
YaSTを起動し、+の順に選択します。YaSTが、自動的に、スキャナのデータベースをビルドし、スキャナモデルの検出を試行します。
USBまたはSCSIのスキャナが正しく検出されない場合は、まず、+の順に選択して、再試行してください。
スキャナをアクティブにするには、検出されたスキャナのリストからそれを選択して、をクリックします。
リストからご使用のモデルを選択して、とをクリックします。
+の順に選択して、正しいドライバを選択しているかどうか確認します。
をクリックして、設定画面を閉じます。
HPのオールインワンデバイスは、パラレルポートに接続していたり、ネットワーク経由で使用される場合でも、YaSTで設定できます。USB用HPオールインワンデバイスを所有している場合は、手順8.9「USBまたはSCSIのスキャナを設定する」の説明に従って設定を開始します。デバイスが正しく検出され、が成功した場合は、デバイスを使用できます。
USBデバイスが正しく検出されないか、HPのオールインワンデバイスがパラレルポートまたはネットワークに接続している場合は、HPデバイスマネージャを実行します。
YaSTを起動し、+の順に選択します。YaSTによってスキャナデータベースがロードされます。
+の順に選択し、画面上の指示に従ってHPデバイスマネージャを起動します。HPデバイスマネージャを完了すると、YaSTスキャナモジュールによって自動検出が再開されます。
+の順に選択して、デバイスをテストします。
をクリックして、設定画面を閉じます。
SUSE Linux Enterprise Serverを使用すると、ネットワークでスキャナを共有できます。そのためには、次のようにスキャナを設定します。
スキャナを設定します(8.6項 「スキャナの設定」参照)。
+の順に選択します。
+の順に選択して、スキャナの使用を許可するクライアントのホスト名(カンマで区切る)を入力し、をクリックして設定のダイアログを終了します。
ネットワーク上で共有されるスキャナを使用するには、次の手順に従います。
YaSTを起動し、+の順に選択します。
+の順に選択して、ネットワークスキャナの設定メニューを開きます。
+の順に選択して、スキャナの接続先にするコンピュータのホスト名を入力します。
をクリックして、終了します。.これで、ネットワークスキャナが[スキャナの設定]ウィンドウに表示され、使用できる状態になりました。