第19章 YaST Product Creatorでのイメージの作成

目次

19.1. Product Creatorの前提条件
19.2. イメージの作成
19.3. 詳細情報

概要

YaST Product Creatorは、KIWIおよびAdd-on Creatorの統合グラフィカルフロントエンドです。YaST Product Creatorは1か所でイメージを作成できる機能を提供するために開発されました。YaST Product Creatorに統合されているツールはすべて、YaSTの個々のモジュールまたはアプリケーションとしても利用できます。

19.1. Product Creatorの前提条件

YaST Product Creatorでイメージを作成する前に、次の前提条件を満たしていることを確認してください。

  1. http://www.novell.com/developer/sle_sdk.htmlのSDKからyast2-product-creatorをインストールします。このパッケージは他のパッケージを必要とします。すべての依存関係が満たされていることを確認してください。

  2. このパッケージの動作に十分な空きディスク容量

19.2. イメージの作成

Product CreatorはKIWIを使用して製品のイメージを作成します。製品のイメージを手動で作成する場合は、第17章 KIWIを参照してください。

イメージを作成するには、次の手順に従います。

  1. Product Creatorを初めて起動する場合は、環境設定名を入力し、パッケージをISOイメージに追加する方法を選択します。

    Product Creatorをすでに使用している場合は、[追加]を選択して新規の製品定義を作成して、設定名を入力し、方法を選択します。

  2. パッケージソースを選択または選択解除します。ソースを選択するには、表からソースを選択して[選択する]をクリックします。[新規作成]でAdd-on Creatorを実行します。詳細については第18章 Add-on Creatorを使用したアドオン製品の作成を参照してください。別のソースを追加するには、まず、YaSTの[インストールソース]モジュールでソースを追加してから、Product Creatorを再実行します。ソースを選択したら[次へ]をクリックします。

    [Note]サポートされていないターゲットアーキテクチャ

    ターゲットアーキテクチャは変更しないでください。KIWIでは、現在、他のアーキテクチャの構築をサポートしていません。

  3. スケルトンディレクトリを作成するパスを入力します。[ISOイメージファイルの生成]または[ディレクトリツリーのみ作成]のいずれかを選択します。他のオプションを使用してメタデータを挿入します。[次へ]をクリックします。

  4. isolinux.cfgファイルが設定の一部である場合、その内容を編集します。ほとんどの場合そのまま使用できます。このファイルが設定の一部ではない場合は、[ファイルのロード]で今すぐこれを追加します。[次へ]をクリックします。

  5. ソフトウェアを選択します。すべてのパッケージの依存関係は、[適用]をクリックした後、自動的に解決されます。

  6. 必要に応じて[メディア上の製品にデジタル署名]をクリックして製品に署名します。製品設定のキーを入力します。製品にGPGキーで署名しておくと、製品の出自の証明となります。キーの設定が終了したら[次へ]をクリックします。

  7. 概要を確認します。オプションを変更するには[戻る]をクリックします。新しい製品設定を確認するには[完了]をクリックします。

これで製品定義が完了しました。Product Creatorでは次のアクションから選択できます。

  • [Create Product] 選択した製品のISOイメージを作成します。足りないものがある場合、プロセスは中止されます。エラーを修正してもう一度設定を行ってください。

  • [KIWIを使用したイメージの作成] プルダウンメニューを使用して、ライブメディアまたはXenイメージなどのさまざまなターゲットフォーマットから選択します。

19.3. 詳細情報

システムイメージの作成に関する詳細と関連トピックについては、次のドキュメントを参照してください。