インストール時のシステム起動

SUSE Linux Enterpriseは、CDやDVDなどのローカルのインストールソース、またはFTP、HTTP、NFSサーバなどのネットワークソースからインストールできます。 これらの方法を利用する場合、インストール、およびインストール中の操作を行うため、実際のシステムへの物理的なアクセスが必要です。 基本的にインストール手順は、インストールソースに関係なく一緒です。

ブートオプション

CDまたはDVD以外からブートする方法もあり、何らかの障害でCDやDVDからブートできない場合に使用できます。 これらのオプションについては、表 3.1. 「ブートオプション」に記載されています。

表 3.1. ブートオプション

ブートオプション

説明

DVD/CD-ROM

これが最も簡単なブートオプションです。 このオプションは、LinuxでサポートされているCD/DVD-ROMが、システムのローカルにある場合に使用できます。

フロッピー(Floppy)

ブートフロッピーディスク作成用のイメージは、CD/DVD 1の/bootディレクトリにあります。 READMEも同じディレクトリに格納されています。

PXEまたはBOOTP

このオプションが使用できるのは、システムのBIOSまたはファームウェアにサポートされている場合に限られます。また、ブートサーバはネットワーク内にあることが前提です。 別のSUSE Linux Enterpriseシステムで、このタスクを実行させることもできます。

ハードディスク

SUSE Linux Enterpriseは、ハードディスクからブートすることもできます。 ハードディスクからブートするには、CD/DVD 1の/boot/loaderディレクトリから、カーネル(linux)とインストールシステム(initrd)をハードディスクにコピーし、ブートローダに適切なエントリを追加します。


SUSE Linux Enterpriseメディアからのインストール

メディアからインストールするには、最初のCDまたはDVDを、適切なドライブに挿入します。 メディアからシステムをブートするために、システムを再起動してブート画面を表示します。

SLPを使ったネットワークサーバからのインストール

ご利用のネットワークがOpenSLPをサポートしており、OpenSLPを使って自身を通知するようにネットワークインストールソースが設定されている場合は(4.2項 「インストールソースを保持するサーバのセットアップ」を参照)、メディアからシステムをブートするか、または他のブートオプションを使用してください。ブート画面で、適切なインストールオプションを選択します。 F4 キーを押して、[SLP]を選択します。.

インストールプログラムは、OpenSLPを使ってネットワークインストールソースの場所を取得し、DHCPを使ってネットワーク接続を設定します。 DHCPを使ったネットワーク設定に失敗した場合、適切なパラメータの入力を要求するプロンプトが表示されます。以下のように、インストールが続行されます。

SLPを使用しないネットワークソースからのインストール

ご利用のネットワークが、ネットワークインストールソースの取得にOpenSLPをサポートしていない場合は、メディアからシステムをブートするか、他のブートオプションを使用してください。 ブート画面で、適切なインストールオプションを選択します。 F4キーを押して、目的のネットワークプロトコル(NFS、HTTP、FTP、またはSMB)を選択します。 サーバのアドレスとインストールメディアへのパスを指定します。

インストールプログラムは、OpenSLPを使ってネットワークインストールソースの場所を取得し、DHCPを使ってネットワーク接続を設定します。 DHCPを使ったネットワーク設定に失敗した場合、適切なパラメータの入力を要求するプロンプトが表示されます。以下のように、インストールが続行されます。