インストールの実行

インストール設定を完了した時点で、提案ウィンドウで[次へ]をクリックし、インストールを開始します。 [インストール]で確定します。一部のソフトウェアでは、ライセンスの確認が必要になります。選択したソフトウェアの中にこのようなソフトウェアがある場合は、ライセンスの確認ダイアログが表示されます。[了解]をクリックして、ソフトウェアをインストールします。ライセンスに同意しない場合は、[同意しません]をクリックします。ソフトウェアはインストールされません。

システムのパフォーマンスと選択したソフトウェアによっても異なりますが、通常インストールには15分から30分程度かかります。この手順では、SUSE Linux Enterpriseの機能がスライドショーで紹介されます。[詳細]を選択してインストールログに切り替えます。すべてのパッケージのインストールが完了すると、YaSTは新しいLinuxシステムをブートします。ここまで完了した後、ハードウェアおよびシステムサービスの設定に移ります。

IBM System z: インストール済みシステムのIPL処理

多くの場合、YaSTはIBM System zプラットフォームのインストールシステムに自動的に再起動します。この件で既知の例外は、ブートローダが、LPARがz9以前のマシン上にある環境、またはリリース5.3以前のz/VM環境でFCPデバイス上にある場合です。ブートローダは/bootディレクトリを持つデバイスに書き込まれます。/bootが個別のパーティションにない場合、ルートファイルシステム/と同じパーティションに存在します。

自動再起動を実行できない場合、YaSTはIPLを実行するデバイスについての情報を示すダイアログボックスを表示します。シャットダウンオプションを使用して、シャットダウン後にIPLを実行します。この手順はインストールのタイプによって異なります。以下に示します。

LPARインストール

IBM System z HMCでは、[ロード][消去]の順に選択し、次にロードアドレス(ブートローダの/bootディレクトリを持つデバイスのデバイスアドレス)を入力します。ZFCPディスクをブートデバイスとして使用している場合、[Load from SCSI(SCSIからロード)]を選択して、FCPアダプタのロードアドレスとブートアドレスのWWPNおよびLUNを指定します。この時点でロードプロセスが開始します。

z/VMのインストール

VMゲスト(設定は例 「Configuration of a z/VM Directory」 (↑Architecture-Specific Information)を参照してください)にLINUX1としてログインし、インストールしたシステムのIPL処理を続行します。

IPL 151 CLEAR

151はZFCPアダプタのアドレスの例です。この値を正しいアドレスに置き換えてください。

ZFCPディスクをブートデバイスとして使用している場合は、IPLをインストールする前に、ブートデバイスのZFCP WWPNとLUNを指定します。 パラメータの長さは8文字に制限されています。 8文字を越える長いパラメータを使用する場合は、以下に示すように分割します。

SET LOADDEV PORT 50050763 00C590A9 LUN 50010000 00000000

最後にIPLを初期化します。以下に示します。

IPL FC00

FC00はZFCPアダプタのアドレスの例です。この値を正しいアドレスに置き換えてください。

IBM System z:インストール済みシステムへの接続

インストール済みシステムのIPL処理が完了した後は、インストールを完了するためにシステムへの接続を確立します。接続を確立するためのステップは、最初に使用した接続のタイプによって異なります。

接続にVNCを使用する場合

3270端末では、VNCクライアントを使用して、Linuxシステムへ接続するように促すメッセージが表示されます。ただし、このメッセージはカーネルからのメッセージに紛れてしまったり、ユーザが気付く前にこの端末プロセスが終了していたりするため、見落とされることがよくあります。 5分待機しても何も起こらないようであれば、VNCビューアを使用して、Linuxシステムへの接続を開始するようにしてください。

Java対応ブラウザを使用して接続を行う場合、インストール済みシステムの完全URLを、ポート番号付きIPアドレスの形式で入力します。以下に入力方法を示します。

http://<IP of installed system>:5801/

接続にXを使用する場合

インストール済みシステムのIPL処理を行う場合、DASDからブートする前に、インストールの最初のフェーズで利用されたXサーバが有効で、引き続き利用できることを確認してください。YaSTはこのXサーバを使ってインストールを完了します。システムが起動されてもXサーバに適切なタイミングで接続できなければ、問題が起きる可能性があります。

接続にSSHを使用する場合

[Important] IBM System z: LinuxまたはUNIXシステムからの接続

xtermでsshを開始します。 他の端末エミュレータは、YaSTに備えられているテキストベースのインタフェースを完全にサポートしていません。

3270端末では、SSHクライアントを使用して、Linuxシステムへ接続するように促すメッセージが表示されます。ただし、このメッセージはカーネルからのメッセージに紛れてしまったり、ユーザが気付く前にこの端末プロセスが終了していたりするため、見落とされることがよくあります。

メッセージが表示されたら、SSHを使ってLinuxシステムにrootとしてログインします。 接続が拒否される、タイムアウトが発生するなど、ログインできない場合には、数分待ってから再度ログインするようにします。

接続が確立されたら、コマンド/usr/lib/YaST2/startup/YaST2.sshを実行します。yastは、このような場合には不十分です。

次に、YaSTは残りのパッケージのインストール作業を続行し、初期のシステム設定を作成します。