ブート画面

ブート画面には、インストール手順の複数のオプションが表示されます。[ハードディスクからブート]はデフォルトの設定で、インストール済みシステムがブートされます(ドライブにCD/DVDが残っていることが多いため)。 システムをインストールするには、矢印キーで移動し、インストールオプションを選択します。 関連するオプションは次のとおりです。

インストール

通常のインストールモード。 最新のハードウェア機能のすべてが有効になります。最新のハードウェア機能のすべてが有効になります。

インストール--ACPI無効

通常のインストールが失敗する場合、システムのハードウェアがACPI (advanced configuration and power interface)をサポートしないことが原因である可能性があります。ACPIが原因と考えられる場合は、このオプションを使用し、ACPIのサポートを省略してインストールします。

インストール--APIC無効

標準インストールに失敗する場合、システムのハードウェアがローカルAPIC(Advanced Programmable Interrupt Controllers)をサポートしていないサポートしていない可能性があります。これに該当する場合は、このオプションを使用して、ローカルAPICサポートなしでインストールしてください。

わからない場合は、[インストール--ACPI無効]または[インストール--セーフ設定]オプションを試してください。

インストール--セーフ設定

システムをDMAモード(CD-ROMドライブ用)でブートし、電源管理機能は無効になります。

レスキューシステム

グラフィックユーザインタフェースのない、最小構成のLinuxを起動します。詳細については、51.6.3.2項 「レスキューシステムの使用」を参照してください。

メモリテスト

読み取りと書き込みサイクルを繰り返して、システムのRAMをテストします。リブートしてテストを終了します。詳細については、51.2.5項 「ブートできない」を参照してください。

メニューからのインストールオプションは、問題のある機能のみを無効にします。 機能を無効にしたり、他の機能を設定する必要がある場合は、[ブートオプション]プロンプトを使用します。 カーネルパラメータの詳細は、http://en.opensuse.org/Linuxrc を参照してください。

言語、モニタの解像度、インストールソースを変更したり、ハードウェアベンダーからのドライバを追加するには、画面下部にあるバーに記載されているファンクションキーを使用します。

F1 ヘルプ

ブート画面上にあるアクティブな要素の文脈依存型ヘルプを表示します。

F2 言語

インストール時の表示言語を選択します。デフォルトの言語は、[英語]が選択されています。

F3[ビデオモード]

インストールに使用するグラフィカルディスプレイモードを選択します。GUIで問題が発生する場合は、[テキストモード]を使用してください。

F4 ソース

通常、インストールはデバイスに挿入されたメディアから実行されます。ここでは、FTPやNFSサーバなどの、他のソースを選択します。SLPサーバを利用し、ネットワーク経由でインストールする場合、このオプションを使用してインストールに利用可能なサーバ上のソースを選択します。SLPの詳細については、第31章 ネットワーク上のSLPサービスを参照してください。

F5ドライバ

このキーを使用し、SUSE Linux Enterprise用のドライバアップデートを含むディスクがあることを、システムに通知します。 [ファイル]を使って、インストール開始前にCDから直接ドライバをロードします。 [はい]を選択した場合、インストールプロセス中の適切な時点で、アップデートディスクの挿入を要求するプロンプトが表示されます。 デフォルトは[いいえ]で、ドライバのアップデートはロードしません。

インストールの開始後、SUSE Linux Enterpriseは最小構成のLinuxをロードして構成し、インストール手順を実行します。このプロセス中にブートメッセージと著作権表示を表示するには、Escキーを押します。このプロセスが完了すると、YaSTインストールプログラムが起動し、グラフィカルインストーラが表示されます。

[Tip]マウスを使わないインストール

インストーラがマウスを正しく検出しない場合は、Tabキーを使って項目間を移動し、矢印キーでスクロールを行い、Enterキーで項目を選択します。

SMTサーバのアクセスデータの提供

ネットワークにローカルアップデートソースを提供するSMTサーバがある場合、サーバのURLをクライアントに指定する必要があります。クライアントとサーバはHTTPSプロトコルのみを通じて通信するため、証明書が認証局から発行されていない場合は、サーバの証明書へのパスを入力する必要があります。この情報はブートプロンプトで入力する必要があります。

smturl

SMTサーバのURLURLはhttps://FQN/center/regsvc/という固定フォーマットで、FQNはSMTサーバの完全修飾ホスト名にします。例:

smturl=https://smt.example.com/center/regsvc/
smtcert

SMTサーバの証明書の場所。次のいずれかの場所を指定します。

URL

証明書をダウンロードできる、リモートの場所(HTTP、HTTPS、またはFTP)。例:

smtcert=http://smt.example.com/smt-ca.crt
フロッピー(Floppy)

フロッピーの場所を指定します。フロッピーはブート時に挿入する必要があります。フロッピーがなくても、挿入するよう要求されることはありません。値は、文字列floppyに証明書へのパスを連結したものにします。例:

smtcert=floppy/smt/smt-ca.crt
local path

ローカルマシン上の証明書への絶対パス。例:

smtcert=/data/inst/smt/smt-ca.cert
Interactive

askを使用してインストール中にポップアップメニューを開き、証明書へのパスを指定します。このオプションはAutoYaSTで使用しないでください。例

smtcert=ask
証明書のインストールの無効化

アドオン製品によって証明書がインストールされる場合、または公式の認証局によって発行される証明書を使用している場合は、doneを使用します。例:

smtcert=done
[Warning]入力ミスに注意してください

入力した値が正しいことを確認してください。smturlが正しく指定されていないと、アップデートソースの登録が失敗します。smtcertに正しくない値が入力されると、証明書へのローカルパスの指定を求められます。

smtcertが指定されていない場合は、デフォルトでhttp://FQN/smt.crtが使用されます。ここで、FQNはSMTサーバ名です。