Apacheの起動および停止

YaSTを使って環境設定した場合(40.2.2項 「ApacheをYaSTで設定する」を参照)、Apacheはブート時にランレベル3および5で開始され、ランレベル1、2、および6で停止されます。YaSTのランレベルエディタまたはコマンドラインツールのchkconfigを使って、この動作を変更することができます。

実行中のシステムでApacheを起動、停止または操作するには、initスクリプトの/usr/sbin/rcapache2を使用します(initスクリプトの一般的な情報については20.2.2項 「initスクリプト」を参照してください)。. rcapache2コマンドでは、次のパラメータが使用されます。

起動

Apacheが実行中でない場合に起動します。

startssl

SSLサポートのあるApacheが実行中でない場合に起動します。SSLサポートについての詳細は、40.6項 「SSLをサポートするセキュアWebサーバのセットアップ」を参照してください。

中止

親プロセスを終了して、Apacheを終了します。

restart

Apacheを停止し、再起動します。 Apacheが実行中でなかった場合は、新規に起動します。

try-restart

Apacheが実行中の場合にのみ、停止し、再起動します。

reload or graceful

フォークしたすべてのApacheプロセスに、シャットダウンする前に要求を完了させて、それからWebサーバを停止します。 1つのプロセスが終了するたびに、新たに開始したもので置き換えられるので、最終的にはApacheが完全に「再起動」したことになります。

[Tip]

rcapache2 reloadは、設定の変更を有効化するときなど、実働環境でApacheを再起動する場合に推奨されている方法です。接続の切断を行わずに、すべてのクライアントにサービスを提供し続けることができるからです。

configtest

実行中のWebサーバに影響することなく、設定ファイルの構文をチェックします。 このチェックは、サーバが起動、再ロードまたは再起動するたびに行われるため、通常は明示的にテストを実行する必要はありません(設定エラーが検出された場合、Webサーバは起動、再ロードまたは再起動されません)。

probe

再ロードの必要性を検出し(設定が変更されたかどうかを確認)、rcapache2コマンドに必要な引数を提示します。

server-status and full-server-status

それぞれ、簡単または完全ステータス画面を表示します。lynxまたはw3mのいずれかがインストールされており、module mod_statusが有効になっている必要があります。これに加え、status/etc/sysconfig/apache2ファイルのAPACHE_SERVER_FLAGSに追加する必要があります。

[Tip]その他のフラグ

rcapache2にその他のフラグを指定すると、これらのフラグはWebサーバを通過します。