目次
この章では、できるだけ多くの起こり得る問題のタイプについて説明することを意図して、最も頻繁に起こる可能性のある一連の問題について述べます。そうすることで、実際に遭遇した状況がここにリストされていなくても、解決のヒントを与えるのに十分類似したものがあり得ます。
Linuxでは、詳細なログが取得されます。システムの使用中に問題が発生した場合、調べる必要のあるところが何箇所かあります。それらのほとんどは、Linuxシステム一般で標準とされるもので、あとの残りはSUSE Linux Enterpriseシステムに特有のものです。大半のログファイルはYaSTを使って表示することができます(+)。
YaSTでは、サポートチームが必要な情報の大半を収集することができます。+.を使用してください。問題のカテゴリを選択します。すべての情報が収集されたら、それをサポートリクエストに添付します。
以下に、最も一般的に確認されるログファイルおよびそのファイルが通常含んでいるもののリストを示します。
表 51.1. ログファイル
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ログファイル |
説明 |
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ブート時にカーネルから受け取るメッセージです。 |
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メールシステムから受け取るメッセージです。 |
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起動中に、カーネルおよびシステムのログデーモンから継続的に受け取るメッセージです。 |
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NetworkManagerからのログファイルで、ネットワーク接続についての問題を収集します。 |
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SaXディスプレーとKVMシステムから受け取るハードウェアメッセージです。 |
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現在実行中のデスクトップアプリケーションからのメッセージです。user |
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カーネルおよびシステムのログデーモンから受け取る、警告レベル以上が割り当てられたすべてのメッセージです。 |
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現在のコンピュータセッションのユーザのログインレコードを含むバイナリファイルです。lastコマンドを使用して表示させます。 |
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Windowシステムから受け取る、起動時および実行時のさまざまなログです。Xの失敗した起動をデバッグするのに役に立ちます。 |
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YaSTのアクションとその結果を保管するディレクトリ。 |
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Sambaサーバおよびクライアントのログメッセージを含んでいるディレクトリです。 |
ログファイルとは別に、稼働中のシステムの情報も提供されます。詳細については、表 51.2: システム情報を参照してください。
表 51.2. システム情報
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ファイル |
説明 |
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プロセッサのタイプ、製造元、モデル、およびパフォーマンスなどを含む情報を表示します。 |
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どのDMAチャネルが現在使用されているかを表示します。 |
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どの割り込みが使用されているか、各割り込みの使用回数を表示します。 |
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I/Oメモリの状態を表示します。 |
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その時点でどのI/Oポートが使用されているかを表示します。 |
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メモリの状態を表示します。 |
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個々のモジュールを表示します。 |
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現在マウントされているデバイスを表示します。 |
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すべてのハードディスクのパーティション設定を表示します。 |
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現在のLinuxバージョンを表示します。 |
Linuxには、システム解析とモニタリング用のさまざまなツールが含まれています。システム診断で使用される最も重要なツールの選択については、第17章 システムモニタリングユーティリティを参照してください。
以下に含まれる各シナリオは、問題を説明するヘッダに続いて、推奨される解決方法、詳細な解決方法への利用可能な参照、および関連する他のシナリオへの相互参照が書かれた、1つまたは2つの段落から構成されています。