RPM—パッケージマネージャ

目次

16.1. パッケージの信頼性の検証
16.2. パッケージの管理:インストール、アップデート、およびアンイン ストール
16.3. RPMとパッチ
16.4. デルタRPMパッケージ
16.5. RPMクエリー
16.6. ソースパッケージのインストールとコンパイル
16.7. buildによるRPMパッケージのコンパイル
16.8. RPMアーカイブとRPMデータベース用のツール

RPM (RPM Package Manager)がソフトウェアパッケージを管理するのに使用されます。RPMの主要コマンドは、rpmrpmbuildです。ユーザ、システム管理者、およびパッケージの作成者は、強力なRPMデータベースでクエリーを行って、インストールされているソフトウェアに関する情報を取得できます。

基本的にrpmには、ソフトウェアパッケージのインストール、アンインストール、アップデート、RPMデータベースの再構築、RPMベースまたは個別のRPMアーカイブの照会、パッケージの整合性チェック、およびパッケージへの署名の5種類のモードがあります。rpmbuildは、元のソースからインストール可能なパッケージを作成する場合に使用します。.

インストール可能なRPMアーカイブは、特殊なバイナリ形式でパックされています。それらのアーカイブは、インストールするプログラムファイルとある種のメタ情報で構成されます。 メタ情報は、ソフトウェアパッケージを設定するためにrpmによってインストール時に使用されるか、または文書化の目的でRPMデータベースに格納されています。通常、RPMアーカイブには拡張子.rpmが付けられます。

[Tip]ソフトウェア開発パッケージ

多くのパッケージにおいて、ソフトウェア開発に必要なコンポーネント(ライブラリ、ヘッダ、インクルードファイルなど)は、別々のパッケージに入れられています。それらの開発パッケージは、最新のGNOMEパッケージのように、ソフトウェアを自分自身でコンパイルする場合にのみ、必要になります。それらのパッケージは、パッケージalsa-develgimp-develkdelibs3-develなどのように、名前の拡張子-develで識別できます。

パッケージの信頼性の検証

RPMパッケージにはGnuPG署名があります。フィンガープリントを含む鍵は、次のとおりです。

1024D/9C800ACA 2000-10-19 SuSE Package Signing Key <build@suse.de>
Key fingerprint = 79C1 79B2 E1C8 20C1 890F  9994 A84E DAE8 9C80 0ACA

rpm --checksig package-1.2.3.rpmコマンドを使用して、RPMパッケージの署名を検証し、パッケージが本当にSUSEから提供されたものか、他の信頼できる機関から提供されたものか判定できます。これは、インターネットからアップデートパッケージを入手する場合には、特に推奨されます。SUSEのパブリックパッケージ用の署名キーは通常、/root/.gnupg/にあります。バージョン8.1以降、キーは、ディレクトリ/usr/lib/rpm/gnupg/も格納されており、一般ユーザがRPMパッケージの署名を検証できるようになっています。