コンテンツコンテンツ
ナビゲーション
適用先 SUSE Linux Enterprise Desktop 12 SP2

パート I 共通のタスク

1 BashとBashスクリプト

今日、多くのユーザが、GNOMEなどのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を介してコンピュータを使用しています。GUIは多くの機能を備えていますが、自動タスクの実行という点では、その用途は限られます。シェルは、GUIに追加すると便利なツールです。この章では、シェル(ここではBash)のいくつかの側面について概説します。

2 sudo

ファイルの変更やスーパユーザのみが許可されているタスクを実行するために、多くのコマンドとシステムユーティリティは、rootとして実行する必要があります。セキュリティ上の理由のため、および危険なコマンドが偶発的に実行されるのを回避するため、通常はrootとして直接ログインしないことをお勧めします。代わりに、通常の特権のないユーザとして、sudoコマンドを使用し、昇格された特権付きでコマンドを実行することをお勧めします。

3 YaSTオンラインアップデート

SUSEはお買い上げの製品に対し、継続的にソフトウェアセキュリティのアップデートを提供します。デフォルトでは、システムを最新の状態に維持するために更新アプレットが使用されます。アップデートアプレットの詳細については、Section 8.4, “Keeping the System Up-to-date”を参照してください。この章では、ソフトウェアパッケージをアップデートする代替ツールとして、YaSTオンラインアップデートを紹介します。

4 テキストモードのYaST

このセクションは、システムでXサーバを実行せずに、テキストベースのインストールツールを使用しているシステム管理者や専門家の方を対象にしています。ここでは、YaSTをテキストモードで起動して操作するための基本的な情報を説明しています。

5 コマンドラインツールによるソフトウェアの管理

この章では、ソフトウェア管理の2つのコマンドラインツールとして、ZypperとRPMについて説明します。このコンテキストで使用される述語(たとえば、repositorypatchupdateなど)の定義については、Section 8.1, “Definition of Terms”を参照してください。

6 Snapperを使用したシステムの回復とスナップショット管理

Linuxでファイルシステムのスナップショットを作成し、ロールバックできるようにすることは、過去に要望の多かった機能です。Snapperを、BtrfsファイルシステムまたはシンプロビジョンのLVMボリュームと併用することによって、それに対応できます。

Btrfsは、Linux用の新しい書き込み時コピー方式のファイルシステムで、サブボリューム(各物理パーティション内の1つまたは複数の個別にマウント可能なファイルシステム)のファイルシステムスナップショット(特定時点におけるサブボリュームの状態のコピー)をサポートします。スナップショットは、XFS、Ext4、またはExt3でフォーマットされたシンプロビジョンLVMボリュームでもサポートされています。Snapperを使用してこれらのスナップショットを作成および管理できます。Snapperには、コマンドラインおよびYaSTインタフェースがあります。SUSE Linux Enterprise Serverバージョン12から、Btrfsスナップショットからブートすることもできるようになりました。詳細については、6.3項 「スナップショットからのブートによるシステムロールバック」を参照してください。

7 VNCによるリモートアクセス

VNC (Virtual Network Computing)では、グラフィカルなデスクトップを使用してリモートコンピュータを制御できます。これは、リモートシェルアクセスとは対照的です。VNCはプラットフォームに依存しないので、VNCを使用すれば、任意のオペレーティングシステムからリモートマシンにアクセスできます。

SUSE Linux Enterprise Desktopでは、2種類のVNCセッションをサポートしています。1つはクライアントからのVNC接続が続く限り、「存続する」一時的セッションで、もう1つは明示的に終了されるまで「存続する」永続的セッションです。

8 ファイルの同期

今日、多くの人々が複数のコンピュータを使用しています。自宅に1台、職場に1台またはそれ以上、外出時にラップトップ、タブレット、またはスマートフォンを携帯することも珍しくありません。これらすべてのコンピュータには、多くのファイルが必要です。すべてのコンピュータで最新バージョンのデータを使用できるように、どのコンピュータでも作業ができて、ファイルの変更ができる必要があります。

9 管理者用のGNOME設定

本章では、メニューのカスタマイズ、テーマのインストール、フォントの設定、優先アプリケーションの変更、機能のロックダウンなど、管理者がシステム全体の設定を調整するのに使用できるGNOME設定オプションについて説明します。

このページを印刷