第22章 Totem:ビデオの再生

目次

22.1. Totemの使用
22.2. Totem動画プレーヤの初期設定の変更

Totemは、GNOMEデスクトップのデフォルトの動画プレーヤーです。Totemでは、次のマルチメディア機能が用意されています。

Totemを起動するには、コンピュータ+他のアプリケーション+オーディオ&ビデオ+Totemをクリックします。

22.1. Totemの使用

Totemの起動時に、次のウィンドウが表示されます。

図22.1 [Totem Movie Player Start Up(Totem動画プレーヤ起動)]ウィンドウ

[Totem Movie Player Start Up(Totem動画プレーヤ起動)]ウィンドウ

22.1.1. ビデオビデオまたは音声ファイルを開く

  1. 動画+開くをクリックします。

  2. 開くファイルを選択し、追加をクリックします。

また、別のアプリケーション(ファイルマネージャなど)から[Totem]ウィンドウにファイルをドラッグできます。Totemは、ファイルを開き、動画または楽曲を再生します。Totemは、ファイルを開き、動画または楽曲を再生します。

[Note]認識されていないファイル形式

Totem動画プレーヤで認識されないファイルフォーマットを開こうとすると、エラーメッセージが表示され、適切なコーディックが推奨されます。

Nautilusファイルマネージャでビデオファイルまたは音声ファイルをダブルクリックすると、ファイルがデフォルトで[Totem]ウィンドウで開きます。

22.1.2. URI位置によりビデオファイルまたは音声ファイルを開く

  1. Movie(動画)+ファイルを開くをクリックします。

  2. 開くファイルのURIの場所を指定し、開くをクリックします。

22.1.3. DVD、VCD、またはCDの再生

DVD、VCD、またはCDを再生するには、コンピュータの光学デバイスにディスクを挿入し、Movie(動画)+Play Disc(ディスクの再生)をクリックします。

DVD、VCD、またはCDを取り出すには、Movie(動画)+取り出しをクリックします。

再生中の動画または楽曲を一時停止するには、[Totem一時停止] ボタンをクリックするか、または動画+動画を再生または一時停止するの順にクリックします。動画または楽曲を一時停止すると、ステータスバーで一時停止中と表示され、現在の動画または楽曲の経過時間が示されます。

動画または楽曲の再生を再開するには、[Totem再生] ボタンをクリックするか、または動画+動画を再生または一時停止するの順にクリックします。·

動画または楽曲のプロパティを表示するには、表示+サイドバーをクリックしてサイドバーを表示した後、ドロップダウンリストでプロパティをクリックします。このダイアログには、動画または楽曲のタイトル、アーティスト、年、時間と、ビデオのサイズ、コーディック、フレームレート、そしてオーディオのビットレートが表示されます。

22.1.4. 動画または楽曲のシーク

動画または楽曲をシークするには、次のいずれかの方法を使用します。

前方にスキップするには

前方にスキップするには、移動+前方へスキップの順にクリックします。

後方にスキップするには

後方にスキップするには、移動+後方へスキップの順にクリックします。

次の動画または楽曲に移動するには

次の動画または楽曲に移動するには、移動+次のチャプター/動画の順にクリックするか、または [Totem次へ] ボタンをクリックします。

前の動画または楽曲に移動するには

前の動画または楽曲に移動するには、移動+前のチャプター/動画の順にクリックするか、または [Totem前へ] ボタンをクリックします。

22.1.5. ズーム倍率の変更

表示領域のズーム倍率を変更するには、次のいずれかの方法に従います。

全画面モードに拡大するには

表示+全画面をクリックします。全画面モードを終了するには、[Leave Fullscreen(全画面モードを終了する)]ボタンをクリックするか、またはEscを押します。

元の動画または表示の半分(50%)のサイズにするには

表示+Fit Window to Movie(ウィンドウのサイズを動画に合わせる)+Resize 1:2(1:2のサイズに変更)をクリックします。

元の動画または表示のサイズ(100%)にするには

表示+Fit Window to Movie(ウィンドウのサイズを動画に合わせる)+Resize 1:1(1:1のサイズに変更)をクリックします。

元の動画または表示のサイズの2倍(200%)にするには

表示+Fit Window to Movie(ウィンドウのサイズを動画に合わせる)+Resize 2:1(2:1のサイズに変更)をクリックします。

異なるアスペクト比の間で切り替えを行うには、表示+アスペクト比をクリックします。次に、サポートされるアスペクト比をいくつか示します。

  • Auto

  • スクエア

  • 4:3 (TV)

  • 16:9(ワイドスクリーン)

  • 2.11:1 (DVB)

デフォルトのアスペクト比は自動です。

22.1.6. コントロールの表示または非表示

[Totem]ウィンドウのコントロールを非表示にするには、表示+コントロールを表示しますの順にクリックして、[コントロールを表示します]オプションの選択を解除します。[Totem Movie Player (Totem動画プレーヤ)]ウィンドウでコントロールを表示するには、ウィンドウを右クリックし、コントロールを表示しますを選択します。[コントロールを表示します]オプションを選択すると、[Totem Movie Player (Totem動画プレーヤ)]にメニューバー、時間経過スライダ、シークコントロールボタン、ボリュームスライダ、およびウィンドウのステータスバーが表示されます。[コントロールを表示します]オプションを選択していない場合、これらのコントロールは非表示になり、表示領域のみが表示されます。

22.1.7. プレイリストの管理

再生リストを表示するには、表示+スライドバーをクリックし、サイドバーの上部にある再生リストをクリックします。[再生リスト]ダイアログボックスが表示されます。

[再生リスト]ダイアログボックスで、次の操作を行うことができます。

  • トラックまたは動画を追加するには:  追加ボタンをクリックします。再生リストに追加するファイルを選択して、OKをクリックします。

  • トラックまたは動画を削除するには:  [ファイル名]リストボックスからファイル名を選択し、削除をクリックします。

  • ファイルへ再生リストを保存するには:  プレイリストを保存ボタンをクリックし、ファイル名を指定します。

  • 再生リストでトラックまたは動画を上に移動するには:  [ファイル名]リストボックスからファイル名を選択し、上へ移動ボタンをクリックします。

  • 再生リストでトラックまたは動画を下に移動するには:  [ファイル名]リストボックスからファイル名を選択し、下へ移動ボタンをクリックします。

再生リストを非表示にするには、表示+スライドバーをクリックするか、または[スライドバー]ボタンをクリックします。

繰り返しモードを有効または無効にするには、編集+Repeat Mode(繰り返しモード)をクリックします。シャッフルモードを有効または無効にするには、編集+Shuffle Mode(シャッフルモード)をクリックします。

22.1.8. サブタイトルの選択

サブタイトルの言語を選択するには、表示+字幕+字幕の選択の順にクリックし、表示するサブタイトルの言語(DVD)かサブタイトルファイル(AVIなど)を選択します。

サブタイトルの表示を無効にするには、表示+Subtitles(サブタイトル)+なしをクリックします。

デフォルトでは、Totem動画プレーヤはコンピュータ上で使用するサブタイトルについて同じ言語を選択します。

Totem動画プレーヤは、サブタイトルを含むファイルがビデオファイルと同じ名前を持ち、その拡張子がsrtasctxtsubsmi、またはssaファイル拡張子である場合に、サブタイトルを自動的にロードして表示します。

22.2. Totem動画プレーヤの初期設定の変更

Totem動画プレーヤの初期設定を変更するには、編集+初期設定をクリックします。次の設定を変更できます。

22.2.1. 一般的な初期設定

Totemの一般設定では、ネットワーク接続速度を選択し、最後に使用した位置からメディアファイルを再生するかどうかを指定し、サブタイトルの表示に使用するフォントやエンコーディングを変更できます。

図22.2 Totemの一般的な初期設定

Totemの一般的な初期設定

一般的な初期設定には、次の設定が含まれます。

再生

最後の位置から動画の再生を開始するかを指定してみましょう。

ネットワーキング

[接続速度]ドロップダウンリストボックスからネットワーク接続速度を選択します。

Text Subtitles(テキストのサブタイトル)

自動的にサブタイトルをロードするかどうかを指定し、サブタイトルの表示に使用するフォントとエンコーディングを変更してみましょう。

22.2.2. 表示の初期設定

Totem表示初期設定では、新しいビデオのロード時にウィンドウのサイズを自動的に変更するか、色バランスを変更するか、音声ファイルの再生時に視覚効果を設定するかどうかを選択できます。

図22.3 Totem表示初期設定

Totem表示初期設定

表示初期設定には、次の設定が含まれます。

新しいビデオのロード時にウィンドウのサイズを自動的に変更します。

新しいビデオのロード時に、Totem動画プレーヤでウィンドウのサイズを自動的に変更する場合に、このオプションを選択します。

また、音声の再生時に、スクリーンセーバを無効にします。

音声ファイルの再生中に、Totem動画プレーヤーで自動的にデスクトップスクリーンセーバを無効にする場合に、このオプションを選択します。

視覚効果

音声ファイルの再生時に視覚効果を表示するかどうか、表示するイメージ画像の種類、およびイメージ画像のサイズを選択できます。

色のバランス

色の明るさ、コントラスト、彩度、および色相のレベルを指定します。

22.2.3. Audio Preferences(オーディオ初期設定)

[Totemオーディオ初期設定(Totem Audio Preferences)]ダイアログボックスでは、オーディオ出力の種類を選択できます。

図22.4 Totemオーディオ初期設定(Totem Audio Preferences)

Totemオーディオ初期設定(Totem Audio Preferences)


SUSE Linux Enterprise Desktop アプリケーションガイド 11 SP4