Nautilusを使ったフォルダとファイルの管理

フォルダおよびドキュメントの作成(または表示)、スクリプトの起動、およびデータCDの作成には、Nautilusファイルマネージャを使用します。さらに、ファイルマネージャはWebとファイルの表示をサポートします。

ファイルマネージャは、次の方法で開くことができます。

図2.2 ファイルマネージャ

ファイルマネージャ

Nautilusウィンドウの要素には、次の内容が含まれています。

メニュー.  ファイルマネージャではほとんどのタスクを実行できます。ファイルマネージャウィンドウ内で右クリックして、状況に依存したポップアップメニューを表示することもできます。 このメニュー内の項目は右クリックした場所によって変わります。たとえば、ファイルまたはフォルダを右クリックすると、そのファイルやフォルダに関連する項目を選択できます。ビューペインのバックグラウンドで右クリックすると、ビューペイン内の項目の表示に関連する項目を選択できます。

ツールバー.  ファイルとフォルダを素早く探しアクセスすることができます。ツールバーには、[戻る]、[進む]、[上]、[停止]、[リロード]、[ホーム]、[コンピュータ]、および[検索]ボタンがあります。

場所ツールバー.  ファイル、フォルダ、およびURIサイトを検索できます。ロケーションバーは従来のテキストベースのビュー(パスの入力または編集が可能)と、ボタンビュー(各フォルダがボタンとして表示される)という2つのビューをサポートしています。 ボタンを押すとその場所に移動します。

サイドペイン.  選択されたファイルまたはフォルダへの移動や選択したファイルまたはフォルダに関する情報を表示できます。 ペインへの表示項目をカスタマイズするには、ドロップダウンリストを使用します。リストには、ファイルに関する情報の表示方法、ファイルに関する操作の実行方法、ファイルへのエンブレムの追加方法、最近訪問したサイトの履歴の表示方法、ツリーでのファイルの表示方法が含まれています。サイドペインを閉じるには、サイドペインの右上のX印をクリックします。サイドペインを表示するには、表示+サイドペインの順にクリックするか、<F9>キーを押します。

参照ペイン.  フォルダとファイルを表示します。表示メニューのオプションを使用して、コンテンツのズームを行うか、さまざまなソートオプションから選択します。 項目を詳細リスト、縮小リスト、またはアイコンとして表示することもできます。

ステータスバー.  フォルダ内の項目数と使用可能な空き領域を表示します。 ファイルを選択すると、ステータスバーにファイル名とサイズを表示します。

ファイルマネージャナビゲーションショートカット

ファイルマネージャ内を移動するために、次のようなショートカットが用意されています。

表2.2 ファイルマネージャナビゲーションショートカット

ショートカット

説明

<—またはAlt+

親フォルダを開きます。

矢印キー

項目を選択します。

Alt+またはEnter

項目を開きます。

Alt+Enter

項目のプロパティダイアログを開きます。

Shift+Alt+

項目を開いて、現在のフォルダを閉じます。

Shift+Alt+

親フォルダを開いて、現在のフォルダを閉じます。

Shift+Ctrl+W

すべての親フォルダを閉じます。

Ctrl+L

ロケーションバーのビューを、ボタンビューからテキストベースのビューに切り替えます。

Alt+Home

ホームディレクトリを開きます。


詳細は、ファイルマネージャでヘルプ+目次の順に選択してください。

フォルダの圧縮

アーカイブ保存したいファイルがある場合は、ファイルをアーカイブ形式に圧縮できます。

  1. Nautilus参照ペインでアーカイブするフォルダを右クリックし、圧縮をクリックします。

  2. デフォルトのアーカイブファイル名を使用するか、または新しい名前を入力してください。

  3. ドロップダウンリストからファイルの拡張子を選択します(最も一般的なアーカイブ形式であるtar.gzか、Windowsとの互換性がある.zipを選択します)。

  4. アーカイブファイルの場所を指定して、作成をクリックします。

アーカイブファイルを展開するには、ファイルを右クリックして、Extract Hereを選択します。

CDまたはDVDの作成

システムにCDまたはDVDの読み込み/書き込みドライブがある場合は、Nautilusファイルマネージャを使用して、CDやDVDを作成できます。

  1. コンピュータ+他のアプリケーション+システム+CD/DVDクリエータの順にクリックするか、空のディスクを挿入して、データCD/DVDの作成またはオーディオCD/DVDの作成をクリックします。

  2. ディスクに保存したいファイルをNautilus CD/DVDクリエータウィンドウにドラッグアンドドロップします。

  3. [ディスクに書き込む]をクリックします。

  4. [ディスクに書き込む]ダイアログボックスの情報を変更するか、デフォルト値を使用してWrite (書き込み)をクリックします。

    ファイルがディスクに書き込まれます。書き込むデータ量や、ドライブの書き込み速度によっては、処理が完了するまで数分間かかることもあります。

ISOイメージの書き込みを行うには、NautilusでISOイメージファイルを右クリックし、書き込むを選択します。[ディスクに書き込む]ダイアログボックスの情報を変更するか、デフォルト値を使用して書き込みをクリックします。

データ書き込み用のアプリケーションであるBraseroを使用して、CDまたはDVDへの書き込みを行うこともできます。 詳細については、第 1 章 Brasero:CDとDVDの書き込み (↑アプリケーションガイド)を参照してください。

ブックマークの使用

Nautilusのブックマーク機能を使用して、お気に入りのフォルダに印を付けることができます。

  1. ブックマークを作成するフォルダや項目を選択します。

  2. ブックマーク+ブックマークに追加の順にクリックします。 フォルダ名をブックマーク名としてブックマークがリストに追加されます。ファイルをブックマークすると、フォルダがブックマークされます。

  3. ブックマークリストから項目を選択するにはブックマークをクリックしてからリストの目的のブックマークをクリックします。

ブックマーク+ブックマークの編集をクリックし、ダイアログボックスから選択して、ブックマークリストを整理できます。

ブックマークの順番を変更するには、ブックマークをクリックして、目的の場所にドラッグします。

ファイルマネージャの設定

ファイルマネージャの設定を変更するには、編集+設定の順にクリックします。詳細については、3.3.7項 「ファイル管理の初期設定の指定」を参照してください。

リモートファイルへのアクセス

Nautilusを使用してリモートサーバ上のファイルにアクセスすることができます。 詳細については、第5章 ネットワークリソースへのアクセスを参照してください。