このセクションでは、製品で提供されるGNOMEデスクトップの規則、レイアウト、および一般的なタスクについて説明します。
GNOMEは使いやすいグラフィカルユーザインタフェースであり、ユーザのニーズや好みに合わせてカスタマイズできます。 このセクションではGNOMEのデフォルト設定について説明します。ユーザ自身またはシステム管理者がデフォルト設定を変更している場合は、外観やキーボードショートカットなど、いくつかの点が異なっている場合があります。
コンピュータに複数のユーザアカウントが設定されている場合、特定のユーザに対してが設定されていない限り、一般的にすべてのユーザが認証を受ける必要があります。自動ログインでは、システムの起動時にユーザがデスクトップ環境に自動的にログインすることができます。 この機能は、インストール中、またはYaSTのユーザおよびグループ管理モジュールを使用すればいつでも有効または無効にできます。詳細については、第 1 章 Managing Users with YaST (↑Deployment Guide (導入ガイド))を参照してください。コンピュータがネットワーク環境内で稼動している場合に、そのコンピュータを利用する複数のユーザがいる場合は、システムの開始時にユーザ名とパスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。システムとユーザアカウントを自分で設定していない場合は、システム管理者にユーザ名とパスワードをお問い合わせください。
ログインプロセスを管理するプログラムは、システムにインストールされたデスクトップ環境によって異なります。GNOMEの場合はGDMになります。 KDEデスクトップがインストールされている場合はKDMになります。
GDMのログインウィンドウで、コンピュータを、、またはできます。ユーザ名とパスワードを入力し、それぞれの後にEnterを押して、システムにログインします。ログイン画面には複数のログインオプションがあります。 たとえば、インターフェースに表示する言語を選択することができます。ログインする前のデスクトップのデフォルトを変更するには、パネルのメニューを使用します。
セッションで使用する言語を選択します。
セッションで使用するキーボードレイアウトを選択します。
セッション中に実行するデスクトップを選択します。 他のデスクトップをインストールしている場合、そのデスクトップがリストに表示されます。
Active Directoryサーバに対して認証を受ける場合は、ログインするWindows*ドメインを選択します。それ以外のすべての認証方法の場合は、を選択します。
ここでは解像度やリフレッシュレートなどの表示設定を変更します。
このメニューを使用して補助技術の使用を設定します。詳細については第4章 支援技術を参照してください。
セッションとは実際にログインしている期間を指します。 セッション中は、アプリケーションの使用、印刷、Webのブラウズなどを行えます。
ユーザー名とパスワードが認証されると、セッションマネージャが起動します。セッションマネージャによって、セッションごとに特定の設定を保存できます。また、最も最近のセッションのステータスを保存して、次にログインしたときにそのセッションに戻ることもできます。
セッションマネージャによって、次の設定を保存して復元できます。
フォント、カラー、およびマウス設定などの、外観と動作の設定。
実行していたアプリケーション。ファイルマネージャやOpenOffice.orgプログラムなどが含まれます。
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セッションマネージャが管理しないアプリケーションは、保存と復元はできません。たとえば、ターミナルウィンドウのコマンドラインからViエディタを起動する場合は、セッションマネージャは編集中のセッションを復元できません。 | |
GNOMEとKDEのデスクトップをインストールしている場合は、次の手順を使用して、デスクトップ環境を切り替えます。
++の順にクリックします。
KDEではボタンをクリックし、次に+の順にクリックします。
KDEでは、ログイン画面でをクリックし、該当するデスクトップを選択します。GNOMEで、メニューからデスクトップを選択します。
ユーザ名を入力して、<Enter>キーを押します。
パスワードを入力して、<Enter>キーを押します。
画面をロックするには、次のいずれかを実行します。
+の順にクリックします。
ボタンがパネルにある場合、そのボタンをクリックします。
ボタンをパネルに追加するには、パネルを右クリックして、+の順にクリックします。
画面をロックすると、スクリーンセーバーが起動し、画面がロックされます。画面をロック解除するには、マウスを移動するかキーを押して、ロックされた画面ダイアログを表示します。パスワードを入力してEnterをクリックし、画面をロック解除します。
スクリーンセーバーの設定についての詳細は、3.3.4項 「スクリーンセーバの設定」を参照してください。