概要
Kontactは、複数のKDEアプリケーションの機能を1つの使いやすいインタフェースに統合した個人情報管理ツールです。これらのアプリケーションには、KMail(電子メール)、KOrganizer(カレンダ)、KAddressBook(連絡先管理)、KNode(ニュースグループ)、およびKNotes(ノート)が含まれます。KontactはKDEデスクトップの空いている領域に容易に配置できます。また、Kontactはさまざまなグループウェアサーバに接続します。ジャーナルエントリ、スパムやウイルスのフィルタリング、RSSリーダなどの追加機能も備えています。
Kontactはメインメニューから起動します。または、Alt+F2を押して「kontact」と入力します。一部の機能だけが必要な場合には、複合のアプリケーションとしてではなく、個々のコンポーネントを開くこともできます。
図5.1「Kontactの要約ビュー」で、デフォルトのウィンドウビューが表示されます。別のコンポーネントにアクセスするには、左側のセクションにあるアイコンを使用します。には、近づきつつある誕生日やTo-Do、および新規メールのメッセージ数などの基本情報が表示されます。ニュースセクションでは、RSSフィードにアクセスして興味のある最新ニュースを読むことができます。表示される情報を設定するには、+の順に選択します。
左側のフォルダ領域には、自分のメールフォルダ(メールボックス)から成るリストがあり、メッセージの総数と未読の件数が表示されます。特定のフォルダを選択するには、そのフォルダをクリックするだけです。そのフォルダ内のメッセージが、右上のフレームに表示されます。フォルダ内のメッセージの件数は、アプリケーションウィンドウの下端にあるステータスバーにも表示されます。
各メッセージの件名、送信者、および受信日時が、右側のヘッダ領域に表示されます。特定のメッセージをクリックすると、そのメッセージが選択され、メッセージウィンドウ内に表示されます。列の見出し(件名、送信者、日時など)のいずれかをクリックすると、メッセージをソートできます。現在選択されているメッセージの内容は、ウィンドウのメッセージフレームに表示されます。添付ファイルは、その添付ファイルが使用しているMIMEタイプに基づき、メッセージの最後にあるアイコンとして、またはインラインで表示されます。
このコンポーネントの左上のフレームには、現在有効なアドレス帳に登録されているすべてのアドレスが表示されます。左下のフレームには、アドレス帳と、各人が現在アクティブかどうかが一覧表示されます。右側のフレームには、現在選択されている連絡先が表示されます。上にある検索バーを使用して、特定の連絡先を検索できます。
カレンダビューは、複数のフレームに分割されています。デフォルトでは、今月の小さなカレンダを含むフレームと、今週の週表示を含むフレームが表示されます。To-Doリスト、現在のイベントまたはTo-Doの詳細表示、およびそれぞれの状態を示すカレンダリストもあります。別の表示を選択するには、ツールバーまたはメニューを使用します。
には、タスクのリストが表示されます。リストに新しいタスクを追加するには、上にあるフィールドをクリックします。既存の項目の列を右クリックすると、その列の値を変更できます。タスクをいくつかのサブタスクに分割できます。サブタスクを作成するには、タスクを右クリックしてを選択します。タスクを他の人々に割り当てることもできます。
では、考え事、出来事、または経験などを保存する場所を提供します。カレンダフレームの中で日にちを選択し、をクリックし、新しいエントリを追加します。選択した日にちに対するジャーナルエントリがすでに存在する場合は、右のフレーム内でそれを編集します。
このコンポーネントは、覚え書きとして使用します。KDEを使用している場合は、システムトレイのKNotesアイコンを使用すると、デスクトップに表示されるようになります。
ウィンドウは3つのフレームに分割されています。左側のRSSフィードのツリービュー、右上の部分の記事リスト、および 右下の部分の記事ビューで構成されています。ツリービューでフィードをクリックしてそれを表示します。フィードの更新、編集、または削除を行うには、対象のフィードを右クリックします。ツリービュー内のフォルダを右クリックすると、新しいフィードの追加用、または既存のフィードの操作用のメニューが開きます。