Seahorse:データの署名および暗号化

目次

10.1. 署名および暗号化
10.2. 新しい鍵ペアの生成
10.3. 鍵のプロパティの変更
10.4. 鍵のインポート
10.5. 鍵のエクスポート
10.6. 鍵の署名
10.7. 暗号化の初期設定

GNOMEパスワードおよび暗号化キープログラムは、システムの暗号化インフラストラクチャの重要なコンポーネントです。このプログラムにより、PGPキーおよびSSHキーの作成と管理、PGPキーおよびSSHキーのインポートおよびエクスポート、他のユーザとのキーの共有、キーおよびキーリングのバックアップ、パスフレーズのキャッシュ、クリップボードの暗号化と復号化を行うことができます。コンピュータ+他のアプリケーション+ツール+パスワードと暗号鍵の順に選択して、プログラムを起動します。

図10.1 [Password and Encryption Keys(パスワードと暗号鍵)]メインウィンドウ

[Password and Encryption Keys(パスワードと暗号鍵)]メインウィンドウ

署名および暗号化

署名とは、電子署名を電子メールメッセージまたはソフトウェアに添付して、その発行元が正しいことを証明するものです。他のユーザにより名前が使用され、メッセージが書き込まれることがないように、そして自身と送信先ユーザの双方を保護するために、メールに署名するべきです。署名によって、受信したメッセージの送信者を簡単に確認し、正当なメッセージと悪意のあるメッセージを見分けられます。

ソフトウェア開発者は、完全性をチェックできるように、ソフトウェアに署名します。非公式のサーバからのソフトウェアを所有している場合でも、パッケージを署名で検証できます。

他者から保護する必要がある機密情報を所有していることもあります。暗号化によって、データを変換して他者が読めないようにすることができます。このことは企業にとって、社内情報と社員のプライバシーを保護するために重要です。