GNOME Pilot:ハンドヘルドデバイスの同期化

目次

8.1. GNOMEパイロット設定ツール
8.2. パイロットアプレット

GNOMEパイロットにより、GNOMEデスクトップをハンドヘルドコンピュータに統合できます。GNOMEパイロットを使用することで、PDAとGNOMEデスクトップ間の同期を設定、実行できます。

gnome-pilotパッケージは、evolution-pilotのオプションのコンジットと併用することで、ハンドヘルドデバイスとGNOMEデスクトップ間で情報を移動できます。同期を行う前に、セットアップツールを実行する必要があります。セットアップツールにより、GNOMEパイロットデーモンであるgpilotdが起動します。このデーモンが実行していない場合は、/usr/lib/gnome-pilot/gpilotdコマンドでデーモンを起動できます。また、GNOMEパイロットアプレットを使用してデーモンを起動することもできます。

GNOMEパイロットアプレットを起動するには、コンピュータ+他のアプリケーション+システム+GNOMEパイロットをクリックするか、または/usr/bin/gpilotd-control-appletを起動します。

GNOMEパイロット設定ツール

GNOMEパイロット設定ツールを起動するには、コンピュータ+他のアプリケーション+システム+GNOMEパイロットをクリックします。

パイロット設定ツールには、PDAデバイス、およびコンジットの3つのタブがあります。最初にGNOMEパイロットツールを実行すると、アシスタントにより初期設定の手順が案内されます。

シリアルPDAの前提条件

この前提条件は、シリアルPDAでのみ必要になります。次に進む前に、ハンドヘルドを使用するグループuucpにユーザを追加します。YaSTを起動し、セキュリティとユーザ+ユーザとグループの管理モジュールの順に選択します。グループタブに移動し、フィルタの設定からシステムグループエントリを選択します。uucpグループを見つけ、編集を選択し、ハンドヘルドを使用することが認められていれるユーザをすべて追加します。OKおよび完了をクリックして次に進みます。

GNOMEパイロットセットアップアシスタント

セットアップアシスタントは、ハンドヘルドデバイスをデスクトップシステムに対して同期する準備を行うための手順を案内します。

  1. コンピュータ+その他のアプリケーション+システム+GNOMEパイロットの順にクリックします。続いて、Forward(進む)により、GNOMEパイロットセットアップアシスタントを起動します。

  2. [デバイスの設定]ダイアログボックスでハンドヘルドのクレイドルについて記述します。Forward(進む)により次に進みます。

    この手順で必要な情報については、8.1.4項 「[デバイスの設定]タブでのエントリの追加または編集」を参照してください。

  3. PDAのデータを同期する必要があるかどうかを指定します。Forward(進む)により次に進みます。ここでの選択に応じて、PDAのHotSyncボタンを押します。

    ここでの選択に応じて、PDAのHotSyncボタンを押します。このPDAで同期ソフトウェアを使用していない場合は、デスクトップからPDAのユーザ名とIDを設定できます。続いて、Forward(進む)によりPDAデバイスを接続します。

  4. [Initial Sync(初期同期)]ダイアログボックスで、名前とその他の情報を設定します。

    PDAの参照時に使用する名前、バックアップおよびその他のデータを保存するデスクトップシステム上のディレクトリを選択します。Forward(進む)により次に進みます。

ハンドヘルドエントリの追加または編集

[PDA]タブには、設定したハンドヘルドデバイスの一覧が表示されます。[PDA]タブには、設定したハンドヘルドデバイスの一覧が表示されます。新しいパイロットを追加するために、追加をクリックします。既存のパイロットエントリを編集するには、それを選択し、編集をクリックします。

エントリを編集または作成する場合、次の5種類の情報が求められます。

  • 所有者 これは、パイロットの所有者です。パイロットですでに名前が設定されている場合は、Get from PDA(PDAから取得)ボタンをクリックすることにより、パイロットから名前を取得できます。また、Send to PDA(PDAに送信)ボタンをクリックすることにより、パイロットの名前を設定できます。

  • PDA ID これは、パイロットからのユーザID番号です。Get from PDA(PDAから取得)ボタンをクリックすることにより、ハンドヘルドからこの値を取得できます。また、Send to PDA(PDAに送信)ボタンをクリックすることにより、ハンドヘルドの名前を設定できます。

  • PDAの名前 ハンドヘルドを識別する名前です。たとえば、MyPilot、Palm5、Rogerという名前を付けることができます。

  • ローカルフォルダ これは、ハンドヘルドからバックアップした情報を保存するためのディレクトリです。

  • PDAの文字セット PDA上で使用されている文字セット(エンコード)。

[デバイスの設定]タブでのエントリの追加または編集

[デバイスの設定]タブでは、デスクトップシステムでハンドヘルドをハードウェアとして検索する方法を管理します。リストにエントリを追加するには、追加をクリックします。デバイスを編集するには、そのデバイスを選択し、編集をクリックします。

各エントリについて、次のオプションを指定できます。

  • 名前:  リスト内でデバイスを示す名前です。

  • タイプ:  リスト内でデバイスを示す名前です。

  • タイムアウト:  接続の種類(シリアル、USB、IrDA(赤外線)、またはネットワーク)を選択します。システムへの接続を試みる時間(秒)を指定します。

  • デバイス:  ほとんどの場合は、/dev/pilotで適切です。その他に有効な値は、シリアルクレイドルの/dev/ttyS0または/dev/ttyS1です。

    適切なデバイスを選択していない場合は、OKをクリックしたときにエラーメッセージが表示されます。

  • 速度:  ドロップダウンメニューから数値を選択します。この数値が大きいほど、より高速に情報を転送することをシステムに要求することになります。この数値が大きいほど、より高速に情報を転送することをシステムに要求することになります。高速な設定で問題が生じた場合は、転送速度を下げることで解決できることがあります。

コンジットの設定

コンジットは、コンピュータとハンドヘルド間でデータのチャネルを確立する専用プログラムです。gnome-pilotパッケージには、いくつかのコンジットが含まれており、Evolutionなどの追加コンジットをインストールできます。

gnome-pilotパッケージには、いくつかのコンジットが含まれており、Evolutionなどの追加コンジットをインストールできます。

設定する各ハンドヘルドでは、独自のコンジットおよびコンジット設定のセットを割り当てることができます。コンジットが有効の場合、データは設定に従って同期されます。コンジットを有効または無効にするには、コンジットを選択し、コンジットのリストの右側にある有効ボタンまたは無効ボタンをクリックします。

設定を編集するには、コンジットを選択し、設定ボタンをクリックします。各コンジットは、同期時に常に実行するアクションと、次回の同期時にのみ実行するOne Time Action(1回限りのアクション)の少なくとも2つの設定を持ちます。

すべてのコンジットがこうしたアクションをすべて持つとは限りません。次に、使用可能なアクションのいくつかを示します。

  • 無効:  何もしない.

  • 同期:  次に、使用可能なアクションのいくつかを示します。

  • パイロットへのコピー:  デスクトップからパイロットにすべてのデータをコピーします。パイロットで追加された新しいデータは、デスクトップにコピーされません。

  • パイロットからのコピー:  パイロットからデスクトップにすべてのデータをコピーします。パイロットからデスクトップにすべてのデータをコピーします。

コンジットを使用する順序を決定するConduit Priority(コンジットの優先度)、および公開情報に加えて個人秘情報をコピーするか、または公開データのみをコピーするかを決定する同期するプライベートレコードを含めて、その他の設定も使用できます。