次のセクションでは、言語設定、電源管理、優先アプリケーション、セッションおよびセッション共有の初期設定、Beagle検索オプション、オーディオ初期設定など、GNOMEデスクトップのシステム面の設定方法の例を紹介します。
GNOMEコントロールセンターでは、ストリーミングマルチメディアで使用するオーディオおよびビデオプラグインを設定できます。このアプリケーションを表示するには、+++の順にクリックします。
たいていの場合は、デフォルト値を使用してください。ただし、別のプラグインを選択したい場合は、メニューから目的のプラグインを選択します。タブには、オーディオ入力/出力用のプラグインが表示されます。タブには、ビデオプラグインが表示されます。
作業が完了したら、をクリックします。システムは、選択したプラグインを使用するように、即座に設定されます。
SUSE Linux Enterprise Desktopは何ヶ国語でも使用する設定が可能です。言語設定はダイアログやメニューの言語を決定し、キーボードや時計のレイアウトも決定します。
次の言語設定を実行できます。
プライマリ言語
キーボードの言語設定のプライマリ言語への依存
タイムゾーンのプライマリ言語への依存
セカンダリ言語
言語設定は次の手順で実行します。
ネットワークプロキシ設定ツールでは、システムのインターネット接続方法を設定できます。 デスクトップがプロキシサーバに接続するように設定し、サーバの詳細を指定できます。 プロキシサーバは、別のサーバへのリクエストを傍受し、可能な場合はそのリクエストを実行します。 プロキシサーバのドメインネームサービス(DNS)名、またはインターネットプロトコル(IP)アドレスを指定できます。 DNS名はネットワーク上のコンピュータに対する一意のアルファベットの識別子です。 IPアドレスはネットワーク上のコンピュータに対する一意の数字の識別子です。
+++をクリックします。
それぞれのオプションの詳細については、をクリックしてください。
電源管理モジュールを使って、システムの節電オプションを管理することができます。特にラップトップの電池を節約するのに役立ちます。 コンピュータを電源に接続して使用する場合には、節電に役立つ複数のオプションがあります。
スリープモードは、一定時間使用されていないコンピュータをシャットダウンします。 電池を使用していてもAC電源を使用している場合も、コンピュータがどのくらいの時間使用されないままであればスリープ状態になるかを指定できます。コンピュータをシャットダウンせずにディスプレイをスリープ状態にして、表示に必要な電力を節約することもできます。
スリープモードは、コンピュータが電池で作動している場合は特に重要です。 画面とコンピュータの両方が電池で作動している場合は、どちらか一方か両方をシャットダウンするとかなりの電池が節約できます。 短時間でディスプレイをスリープモードにする方法は、よく使われています。 さらにコンピュータが使われない状態にある場合もスリープモードになります。
電源管理モジュールでは、設定できるスリープモードまたはアクションがいくつかあります。
コンピュータはシャットダウンせず、自動的に節電モードにも入りません。ラップトップの場合、ラップトップはカバーを閉じても通常は実行を続けます。
画面に花にも表示されず、電力消費を抑えることができます。
サスペンドモードは、ディスプレイやハードディスクなどの電気消費量の多いコンポーネントを、RAMの内容を保存せずにオフにします。保存されていないデータは失われます。
コンピュータはRAMの内容をハードディスクに保存して、シャットダウンします。 再びコンピュータの電源を入れると、保存されたデータがRAMに戻り、コンピュータはシャットオフする前の状態に復元します。 にするには、コンピュータにインストールされているRAMと同じ量の空きスペースがハードディスクに必要です。
電源管理モジュールを開くには、+++をクリックします。
手順 2.6. コンピュータのスリープ設定の指定
使用している電源と同じタイプののタブをクリックします。コンピュータでAC電源を使用している場合は、をクリックします。お使いのコンピュータがバッテリを使用している場合は、をクリックします。コンピュータがAC電源とバッテリの両方で動作している場合は、両方のタブの設定を行うことができます。
選択した設定は、使用している電源ソースにかかわらず有効になります。
ディスプレイとコンピュータをスリープモードにするまでの、何も操作が行われなかった時間を調整するには、スライダを使用します。
ディスプレイがスリープモードでも、コンピュータは動作し続けます。コンピュータがスリープモードになっている場合、ディスプレイとハードディスクへの電力供給は中断され、RAMの内容を保持するために必要な電力だけが消費されます。
ラップトップコンピュータの場合、ラップトップのカバーを閉じた時の動作を設定します。
ラップトップのバッテリの管理方法を設定した場合、バッテリ容量が低下した場合の対処方法を設定します。
メニューからオプションを選択します。 十分な空きスペースがディスクにある場合は、の選択を推奨します。
パフォーマンスよりも電源の節約を優先する場合は、該当するオプションを選択します。
このチェックボックスを選択した場合、ディスプレイなどの電力を消費する機能のパフォーマンスは、電力の消費を抑えるために低下します。
タブで、電源ボタンを押したときのアクション、コンピュータを使用していないときのスリープのタイプなど、さらにオプションを設定できます。ここで使用できるオプションは、使用しているコンピュータのタイプ(ラップトップまたはその他のコンピュータ)によって異なります。
通知領域に電源アイコンをいつどのように表示するかも定義できます。
すべてのオプションが希望どおりに設定されたら、をクリックします。選択したオプションは、すぐに有効になります。
優先アプリケーションモジュールでは、インターネットのブラウズ、メールの送信、FTPによるデータ転送など、さまざまな一般的なタスクに対するデフォルトのアプリケーションを変更できます。
+++をクリックします。
設定するアプリケーションのタイプのタブをクリックします。
メニューから利用可能なアプリケーションを選択するか、アプリケーションの起動に使用するコマンドを入力します。
をクリックします。
変更はすぐに有効になります。
ダイアログボックスでは、複数のユーザとGNOMEデスクトップセッションを共有し、セッション共有環境設定を実行できます。
![]() | デスクトップセッション共有によるシステムセキュリティへの影響 |
|---|---|
デスクトップセッションを共有すると、セキュリティリスクが生じることがあります。可能な制約オプションを使用してください。オプションを調整してセキュリティレベルを低下させる必要がある場合は、できるだけ速やかに高いセキュリティレベルに切り替えてください。 | |
+++の順にクリックします。
![]() |
デスクトップセッションを他のユーザと共有するには、を有効にします。リモートユーザからのすべてのキーボード、ポインタ、クリップボードイベントは無視されます。
他のユーザにリモートでセッションにアクセスさせて制御させるには、を有効にします。下にある選択したテキストをクリックすると、リモートユーザにシステムアドレスが電子メールで送信されます。
可能な場合はセキュリティオプションを使用します。が有効な場合、リモートユーザはセッションに接続する前に確認が必要になります。セキュリティレベルを高めるには、(認証を使用する場合)を有効にします。
BeagleはGNOMEデスクトップで使用される検索エンジンです。デフォルトで、Beagleは自動的に起動し、ホームディレクトリに索引を付けます。 この設定を変更したり、検索後に表示される結果の数を指定したり、Beagleプライバシー設定を変更するには、+++をクリックします。
詳細については、9.4項 「検索の環境設定」および9.6項 「ファイルとディレクトリに インデックスをつけない」を参照してください。
このモジュールでは、セッションの管理が可能です。セッションは、デスクトップ環境にログインした時間と、ログアウトした時間の間に生じます。 セッションの環境設定を行い、セッション開始時に起動するアプリケーションを指定できます。 セッションにアプリケーションの状態を保存させ、別のセッションを開始したときに、その状態を復元するように設定できます。
この環境設定ツールには、複数のセッションを管理させることもできます。 たとえば、旅行中に最も頻繁に使用するアプリケーションを起動するモバイルセッション、顧客にデモンストレーションやスライドショーを見せる場合に使用するアプリケーションを起動するデモセッション、オフィスでの仕事中にさまざまなアプリケーションセットを使用するワークセッションなどがある場合です。
+++の順にクリックします。
手順 2.7. 環境設定の実行
タブを使用して、複数のセッションを管理し、現在のセッションに対する環境設定を実行します。
たとえば、複数のセッションを管理するには、をクリックしてセッション名を入力し、新しいセッションを作成します。GDMにログインすると、複数のセッションから使用するものを選択できます。
タブで、現在のセッションのオプションを変更できます。それぞれのオプションの詳細については、をクリックしてください。
タブで、プログラムを追加してセッションの開始時に自動的に起動できます。をクリックして、このアプリケーションを実行するコマンドを指定します。2つ以上のスタートアップアプリケーションを指定するには、 ボックスで、それぞれのアプリケーションのスタートアップの順番を指定します。ログインすると、コマンドが自動的に実行されます。
スタートアップアプリケーションの、またはスタートアップアプリケーションの一時的なも実行できます。
ツールでは、サウンドサーバをいつ起動するかを制御できます。特定のイベントが発生したときに、再生するサウンドも指定できます。
ツールを起動するには、+++の順にクリックします。
タブを使用して、サウンドサーバをいつ起動するかを指定します。 サウンドイベント機能も有効にできます。
セッション開始時にサウンドサーバを起動させるには、をクリックします。 サウンドサーバがアクティブになると、デスクトップはサウンドを再生できます。
デスクトップで特定のイベントが発生したときにサウンドを再生するには、をクリックします。
最後に、指定したイベントのそれぞれで再生するサウンドを選択します。
キーボード入力エラー時にビープ音を再生するアプリケーションもあります。 システムビープ音の環境設定の実行には、タブを使用します。