GIMPによるグラフィックスの操作GIMPによるグラフィックスの操作

目次

14.1. グラフィックファCルの形式
14.2. GIMPの起動
14.3. はじめに
14.4. 画像の保存
14.5. 画像の編集
14.6. 画像の印刷
14.7. 詳細情報

概要

GIMP (The GNU Image Manipulation Program)は、ラスタグラフィックスの作成と編集を行うためのプログラムです。ほとんどの面で、その機能はAdobe Photoshopや他の市販プログラムに匹敵するレベルにあります。写真のサイズ変更とレタッチ、Webページ用のグラフィックスの作成、カスタムCDのカバーの作成、その他さまざまなグラフィックスプロジェクトにGIMPを活用することができます。また、アマチュアとプロフェッショiル両方のニーズを満たすことができます。

Linuxの他の多くのプログラムと同様、GIMPは、作業時間と作成したコードをプロジェクトに提供している、世界中にいるボランティア開発者の共同作業により開発されています。このプログラムは今も継続的に開発が進められているため、使用中のに付属しているバージョンが、ここで説明されているバージョンとはわずかに異なっている可能性もあります。個別のウィンドウや、ウィンドウ内のセクションのレイアウトは、特に違いが生じやすい箇所です。

GIMPは、非常に複雑なプログラムです。この章で説明するのは、限られた範囲の機能、ツール、およびメニュー項目です。このプログラムの詳細情報については、「14.7項 「詳細情報」」を参照してください。

グラフィックファCルの形式グラフィックファCルの形式

グラフィックには主に、ラスタとベクタという2つのタイプがあります。GIMPはラスタグラフィックで使用するように作成されています。ラスタは写真やスキャンしたイメージの通常の形式です。ラスタグラフィックスは、色の付いた小さなピクセルという小さな点で構成されていて、それらの集合体が画像全体を形成しています。この理由で、ファイルはすぐに、非常に大きくなる傾向があります。また、画質を低下させることなくピクセル画像のサイズを大きくすることはできません。GIMPではラスタグラフィックの一般的な形式をサポートしています。

ラスタグラフィックと異なり、ベクタグラフィックは個々の点すべてに関する情報を格納しているわけではありません。代わりに、点、直線、曲線、ポリゴンなどの図形プリミティブを使用します。ベクタ画像は、非常に簡単に拡大縮小できます。ベクタグラフィックには、Inkspaceなどの特殊アプリケーションが多数あります。GIMPでは、ベクタグラフィックのサポートは非常に限定されています。たとえば、GIMPはベクタグラフィックをSVG形式で開いてラスタ化したり、ベクタパスを操作したりします。


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