概要
Kontactは、複数のKDEアプリケーションの機能を1つの使いやすいインタフェースに統合した個人情報管理ツールです。これらのアプリケーションには、KMail (電子メール)、KOrganizer (カレンダ)、KAddressbook (連絡先管理)、およびKNotes (ノート) が含まれます。データをPalmPilotや他のハンドヘルドデバイスなど、外部デバイスと同期させることもできます。KontactはKDEデスクトップの空いている領域に容易に配置できます。また、Kontactはさまざまなグループウェアサーバに接続します。スパムやウィルスのフィルタリング、RSSリーダなどの追加機能も備えています。
Kontactはメインメニューから起動します。代わりに、コマンドラインまたは[コマンドを実行]ダイアログにと入力して起動することもできます。一部の機能だけが必要な場合には、複合のアプリケーションとしてではなく、個々のコンポーネントを開くこともできます。
デフォルトのウィンドウビューには、図 4.1. 「概要が表示されたKontactウィンドウ」に示すように、が表示されます。別のコンポーネントにアクセスするには、左側のセクションにあるボタンを使用します。
には、近づいている誕生日やTo-Do、天気、および新規のメールメッセージ数などの基本情報が表示されます。ニュースセクションでは、RSSフィードにアクセスして興味のある最新ニュースを読むことができます。表示される情報を設定するには、+の順に選択します。
左側のフォルダ領域には、自分のメールフォルダ(メールボックス)から成るリストがあり、メッセージの総数と未読の件数が表示されます。特定のフォルダを選択するには、そのフォルダをクリックするだけです。そのフォルダ内のメッセージが、右上のフレームに表示されます。フォルダ内のメッセージの件数は、アプリケーションウィンドウの下端にあるステータスバーにも表示されます。
各メッセージの件名、送信者、および受信日時が、右側のヘッダ領域に表示されます。特定のメッセージをクリックすると、そのメッセージが選択され、メッセージウィンドウ内に表示されます。列の見出し(件名、送信者、日時など)のいずれかをクリックすると、メッセージをソートできます。現在選択されているメッセージの内容は、ウィンドウのメッセージフレームに表示されます。添付ファイルは、その添付ファイルが使用しているMIMEタイプに基づき、メッセージの最後にあるアイコンとして、またはインラインで表示されます。
さまざまなステータスフラグを使用して、メッセージにマークを付けることができます。ステータスを変更するには、+を選択します。この機能を使えば、メッセージに「重要」や「スパム」などのステータスを割り当てることができます。たとえば、覚えておきたい重要なメッセージを強調表示することができます。検索バーのを使用すると、特定の状態のメッセージだけを表示できます。
このコンポーネントの左上のフレームには、現在有効なアドレス帳に登録されているすべてのアドレスが表示されます。左下のフレームには、アドレス帳と、各人が現在アクティブかどうかがリスト表示されます。右側のフレームには、現在選択されている連絡先が表示されます。上にある検索バーを使用して、特定の連絡先を検索できます。
カレンダビューは、複数のフレームに分割されています。デフォルトでは、今月の小さなカレンダを含むフレームと、今週の週表示を含むフレームが表示されます。To-Doリスト、現在のイベントまたはTo-Doの詳細表示、およびそれぞれの状態を示すカレンダリストもあります。別の表示を選択するには、ツールバーまたはメニューを使用します。
には、タスクのリストが表示されます。リストに新しいタスクを追加するには、上にあるフィールドをクリックします。既存のタスクの列を右クリックすると、その列の値を変更できます。タスクをいくつかのサブタスクに分割できます。サブタスクを作成するには、タスクを右クリックしてを選択します。タスクを他の人々に割り当てることもできます。