ブートマネージャを使用してシステムをブートできない場合、またはハードディスクやフロッピーディスクのMBRにブートマネージャをインストールできない場合は、Linuxに必要なすべての起動ファイルを使用してブート可能CDを作成することもできます。そのためには、システムにCDライタがインストールされている必要があります。
では、stage2_eltoritoという特殊形式のstage2とカスタマイズされたmenu.lst (オプション)を使用するだけで、ブート可能CD-ROMを作成することができます。従来のファイルstage1およびstage2は不要です。
手順 9.7 ブートCDの作成
以下のように、ISOイメージの作成先ディレクトリを作成します。
cd /tmp mkdir iso
GRUB用のサブディレクトリを作成します。
mkdir -p iso/boot/grub
カーネル、stage2_eltorito、initrd、menu.lstおよび/boot/messageファイルをiso/boot/にコピーします。
cp /boot/vmlinuz iso/boot/ cp /boot/initrd iso/boot/ cp /boot/message iso/boot/ cp /boot/grub/menu.lst iso/boot/grub
CD-ROMデバイスを指すようにiso/boot/menu.lstのパスエントリを調整します。そのためには、パス名に(hd*)形式で表示されるハードディスクのデバイス名を、CD-ROMドライブのデバイス名(cd)で置き換えます。
gfxmenu (cd)/boot/message timeout 8 default 0 title Linux kernel (cd)/boot/vmlinuz root=/dev/hda5 vga=794 resume=/dev/hda1 \ splash=verbose showopts initrd (cd)/boot/initrd
次のコマンドでISOイメージを作成します。
mkisofs -R -b boot/grub/stage2_eltorito -no-emul-boot \ -boot-load-size 4 -boot-info-table -o grub.iso iso
好みのユーティリティを使用して、生成されたファイルgrub.isoをCDに書き込みます。