当初、Linuxは最大2GBのファイルサイズをサポートしていました。マルチメディアが爆発的に普及する前、およびLinux環境で大規模データベースを運用することを誰も試みていないうちは、これで十分でした。サーバコンピューティングの重要性がますます高くなるにつれて、カーネルとCライブラリが変更され、2GBを超えるファイルサイズをサポートするようになりました。現在、ほぼすべてのファイルシステムはLFS (Large File Support、大規模ファイルサポート)に対応しているので、管理者やユーザはハイエンドのコンピューティングを実現できます。 表 13.2. 「ファイルシステムの最大サイズ(ディスクフォーマット時)」は、Linuxのファイルとファイルシステムに関する現在の制限の概要を示しています。
表 13.2 ファイルシステムの最大サイズ(ディスクフォーマット時)
ファイルシステム | ファイルサイズ(バイト) | ファイルシステムのサイズ(バイト) |
|---|---|---|
Ext2またはExt3 (ブロックサイズ1KB) | 234 (16GB) | 241 (2TB) |
Ext2またはExt3 (ブロックサイズ2KB) | 238 (256GB) | 243 (8TB) |
Ext2またはExt3 (ブロックサイズ4KB) | 241 (2TB) | 243-4096 (16 TB-4096バイト) |
Ext2またはExt3 (ブロックサイズ8KB) (Alphaのような8KBページ採用のシステム) | 246 (64TB) | 245 (32TB) |
ReiserFS v3 | 246 (64TB) | 245 (32TB) |
XFS | 263 (8EB) | 263 (8EB) |
NFSv2 (クライアント側) | 231 (2GB) | 263 (8EB) |
NFSv3 (クライアント側) | 263 (8EB) | 263 (8EB) |
![]() | Linuxカーネルの制限 |
|---|---|
表 13.2. 「ファイルシステムの最大サイズ(ディスクフォーマット時)」は、ディスクフォーマット時の制限について記載しています。カーネル2.6は、自らが取り扱うファイルとファイルシステムのサイズについて、独自の制限を課しています。それらは、次のとおりです。
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