SUSE Linuxシステムでブートローダを設定する最も簡単な方法は、YaSTのモジュールを使用することです。YaSTコントロールセンターで、+の順に選択します。図 9.1. 「YaSTによるブートローダの設定」で説明しているように、システムの現在のブートローダ設定が表示され、設定を変更できます。
タブでは、各オペレーティングシステムのブートローダセクションの編集、変更、削除が行えます。オプションを追加するには、をクリックします。既存のオプションの値を変更するには、マウスで選択してからをクリックします。既存のオプションをまったく使用しない場合は、選択してをクリックします。ブートローダのオプションがよくわからない場合には、まず9.2項 「GRUBによるブート」を読んでください。
タブで、タイプ、場所、高度なローダ設定に関する設定を表示および変更できます。
でブートローダのタイプを設定します。SUSE LinuxのデフォルトのブートローダはGRUBです。LILOを使用するには、以下の手順に従います。
手順 9.1 ブートローダのタイプの変更
タブを選択します。
について、を選択します。
表示されるダイアログボックスで、以下のオプションのうち、いずれかを選択します。
YaSTは新しい設定を提案します。
YaSTは現在の設定を変換します。設定を変換すると、いくつかの設定内容が失われることがあります。
カスタム設定を書き込みます。この動作は、SUSE Linuxのインストール時には利用できません。
独自の/etc/lilo.confをロードします。この動作は、SUSE Linuxのインストール時には利用できません。
] をクリックして、変更内容を保存します。
メインのダイアログでをクリックして、変更を適用します。
変換中に、古いGRUB設定はディスクに保存されます。これを使うには、ブートローダのタイプをGRUBに戻し、を選択します。この操作は、インストール済みのシステムでのみ実行可能です。
![]() | カスタムのブートローダ |
|---|---|
GRUBやLILO以外のブートローダを使用する場合には、を選択します。このオプションを選択する場合には、あらかじめ、ブートローダのドキュメントを注意深く読んでください。 | |
ブートローダの場所を変更するには、以下の手順に従います。
手順 9.2 ブートローダの場所の変更
タブを選択し、について以下のオプションのうち、いずれかを選択します。
これにより、ディスクのMBRにブートローダがインストールされます。Xは、a、b、cまたはdなどハードディスクを識別します。
hda => ide0 master
hdb => ide0 slave
hdc => ide1 master
hdd => ide1 slave
/bootパーティションのブートセクタです。このオプションは、ハードディスクに複数のオペレーティングシステムをインストールしている場合のデフォルトです。Yはパーティションの番号(1、2、3、4、5など)になります。
/dev/hda1
/ (ルート)パーティションのブートセクタです。/bootパーティションが必要でない、またはMBRを使用する必要がない場合以外、これはがデフォルト設定となります。
このオプションを選択すれば、手動でブートローダの場所を指定できます。
をクリックして、変更を適用します。
ブートローダは、標準のシステムを直ちにブートするわけではありません。タイムアウト中、ブートまたはカーネルパラメータを書き込むシステムを選択できます。ブートローダのタイムアウトを設定するには、以下の手順に従います。
手順 9.4 ブートローダのタイムアウトの変更
タブを開きます。
をクリックします。
をオンにします。
で、新しい値を入力するか、マウスで矢印キーをクリックするか、またはキーボードの矢印キーを使って、の値を変更します。
[]をクリックします。
をクリックして、変更を保存します。
を無効にして、タイムアウトなしに永久的にブートメニューが表示されるように設定します。
コンピュータに複数のハードディスクがある場合、ディスクのブートシーケンスを、マシンのBIOSセットアップと一致するように指定できます(9.2.2項 「device.mapファイル」を参照)。次の手順に従います。
手順 9.6 ディスクの順序の設定
タブを開きます。
をクリックします。
複数のディスクが表示されている場合には、ディスクを選択してからまたはをクリックして、ディスクの表示順を変更します。
] をクリックして、変更内容を保存します。
をクリックして、変更を保存します。
このモジュールを使えば、マスタブートレコードを汎用のコード(アクティブなパーティションをブートする)で置き換えることもできます。のをクリックします。を有効にして、ブートローダを含んだパーティションを有効化します。をクリックして、変更を保存します。