目次
この章では、GNOME (GNU Network Object Model Environment)デスクトップを紹介します。また、ファイルマネージャNautilusの詳細を含め、デスクトップの最も重要な要素と機能の概要についても簡潔に説明します。新しいデスクトップ環境に慣れるのに役立つ、洗練された有用ないくつかのアプリケーションについても説明します。デスクトップの設定については、第8章 GNOMEデスクトップのカスタマイズを参照してください。
コンピュータ上で複数のユーザアカウントが設定されている場合は、すべてのユーザが認証する必要があります。システムを起動すると、ユーザ名とパスワードの入力が求められます。これは、システムのインストール時に作成したユーザ名およびパスワードです。自分でシステムをインストールしなかった場合は、システム管理者にユーザ名およびパスワードを確認してください。
![]() | 自動ログイン |
|---|---|
コンピュータがネットワーク環境で稼動せず、そのコンピュータを自分しか使用していない場合は、自動的にデスクトップ環境としてブートすることができます。この場合、ログイン画面は表示されません。この機能は自動ログインと呼ばれ、インストール中や、YaSTユーザ管理モジュールの使用中にはいつでも有効または無効にすることができます。 | |
ログインプロセスを管理するプログラムは、システムにインストールされたデスクトップ環境によって異なります。GNOMEの場合はGDMです。ログイン画面には、次の項目があります。
ユーザ名およびパスワードを入力してログインします。
セッションで使用する言語を指定します。
実行するデスクトップを指定します。他のデスクトップがインストールされている場合は、それらが一覧に表示されます。デフォルト(通常はGNOME)以外のセッションタイプを使用する場合にのみ変更します。手動でセッションタイプを変更しない限り、それ以降のセッションは自動的に同じタイプになります。
コンピュータを再起動します。
コンピュータをシャットダウンします。
ユーザ名およびパスワードが認証されると、セッションマネージャが起動します。セッションマネージャを使用すると、セッションごとに特定の設定を保存できます。また、最近のセッションの状態を保存して、次回ログインしたときにそのセッションに戻ることができます。
セッションマネージャでは、以下の設定を保存および復元できます。
外観および動作の設定(フォント、色、マウス設定など)
実行していたアプリケーション(ファイルマネージャ、OpenOffice.orgなど)
![]() | アプリケーションの保存および復元 |
|---|---|
セッションマネージャで管理していないアプリケーションは、保存および復元できません。たとえば、viエディタをターミナルウィンドウのコマンドラインから起動した場合、セッションマネージャでは編集セッションを復元できません。 | |
GNOMEとKDEの両方のデスクトップをインストールした場合は、次の手順に従ってデスクトップを切り替えます。
GNOMEにログインしている場合は、++の順にクリックします。KDEにログインしている場合は、+の順に選択します。ログイン画面で、をクリックします。
目的のデスクトップを選択し、をクリックします。
ユーザ名を入力します。
パスワードを入力します。
をクリックして、ステップ 2で選択したデスクトップを新しいデフォルトのデスクトップにします。または、をクリックして、前回のデスクトップを次回ログイン時のデフォルトのままにします。
KDEデスクトップの使い方については、第5章 KDEデスクトップの開始を参照してください。