新しいハードウェアは、最初にインストールされているか、ベンダが指定する方法で接続されている必要があります。プリンタやモデムなどの外部デバイスの電源をオンにして、関連するYaSTモジュールを起動します。ほとんどのデバイスは自動的にYaSTにより検出され、技術的なデータが表示されます。自動検出が失敗した場合、YaSTはデバイスのリスト(モデル、ベンダなど)を表示するので、その中から適切なデバイスを選択します。詳細については、ハードウェアに付属しているマニュアルを参照してください。
![]() | モデルの指定 |
|---|---|
使用中のモデルがデバイスリストに含まれていない場合、類似するモデルを指定します。ただし、モデルは正確に適合しなければならない場合があります。類似するモデルは互換性があるとは限らないためです。 | |
YaST内のBluetoothモジュールは、Bluetoothデバイスを設定するのに役立ちます。[]をクリックして、設定を開始します。Bluetooth設定の詳細については、項22.2.2.1. 「YaSTによるBluetoothの設定」 (↑リファレンス)を参照してください。
このYaSTモジュールは、赤外線デバイスを設定するのにも役立ちます。[]をクリックして、設定を開始します。赤外線デバイス設定の詳細については、項22.3. 「赤外線データ通信」 (↑リファレンス)を参照してください。
インストール中に、すべての検出されたCD-ROMドライブが、/etc/fstabファイルのエントリを使用して、インストール済みのシステムに統合されます。関連するサブディレクトリが/media内に作成されます。YaSTモジュールを使用してシステムに追加のドライブが統合されます。
モジュールが起動すると、検出されたドライブすべてのリストが表示されます。行の最初にあるチェックボックスを使用して新しいドライブにマークを付け、[]をクリックして統合を完了します。これで、新しいドライブがシステムに統合されます。
このYaSTモジュールは、グラフィックカードとモニタを設定するのに役立ちます。このYaSTモジュールをクリックすると、SaX2インタフェースが起動されます。このインタフェースは、特定のハードウェアのセットアップに役立ちます。デスクトップのメインメニューからも、SaX2を起動できます。メニューに入ったあと、++をクリックします。グラフィックカードとモニタの設定の詳細については、項3.11. 「SaX2」を参照してください。
このYaSTモジュールは、プリンタの設定に役立ちます。システムにプリンタが正しく接続されると、そのプリンタは自動的に検出および設定されます。プリンタを手動で設定するには、[]をクリックして、設定ダイアログに従って設定を進めます。次に、コマンド行から印刷するか、アプリケーションが印刷システムを使用するように設定します。 Linuxでの印刷の詳細については、章 31. プリンタの運用 (↑リファレンス)で入手可能で、そこでは印刷に関する一般的な問題について説明されています。YaSTにおけるプリンタの設定の詳細については、項31.4. 「プリンタの設定」 (↑リファレンス)を参照してください。
通常、YaSTはインストール中にシステムのハードディスクコントローラを設定します。コントローラを追加すると、このYaSTモジュールを使用してシステムにコントローラを統合します。既存の設定も変更できますが、通常は必要ありません。
検出されたハードディスクコントローラのリストがダイアログに表示され、特定のパラメータを使用して適切なカーネルモジュールを割り当てることができます。[]を使用して現在の設定が動作することを確認してから、システムに設定を恒久的に保存します。
![]() | ハードディスクコントローラの設定 |
|---|---|
これは経験者のための設定ツールです。適切でない設定をするとシステムがブートしなくなります。変更する場合は、テストオプションを使用してください。 | |
YaSTは、ハードウェアを検出し、ハードウェアコンポーネントの設定を行います。検出された技術的なデータがツリー形式で表示されます。デバイスの詳細については、任意のノードをクリックします。たとえば、サポートを依頼するときに、ハードウェアに関する情報が必要な場合などに、このモジュールが特に役立ちます。
表示されたハードウェア情報は、ファイルに保存することもできます。[]をクリックして、任意のディレクトリを選択し、ファイルに名前を付け、[]をクリックすると、ファイルが作成されます。
このモジュールを使用して、インストール済みシステムのIDEハードディスク、IDE CDまたはDVDドライブ用に、DMAモードを有効化および無効化します。このモジュールは、SCSIデバイスには影響を与えません。DMAモードは、パフォーマンスとシステム内でのデータ転送スピードを大幅に向上します。
インストール中に、現在のSUSE Linuxカーネルは自動的にハードディスク用のDMAを有効化しますが、CDドライブ用のDMAは有効化しません。すべてのドライブに対してDMAを有効化すると、CDドライブに問題が発生する場合が多いためです。DMAモジュールを使用して、ドライブに対してDMAを有効化します。ドライブが問題なくDMAモードをサポートする場合、ドライブのデータ転送率はDMAを有効化することにより向上します。
![]() | 重要項目 |
|---|---|
DMA(ダイレクトメモリアクセス)は、プロセッサの制御を回避して、データがRAMに直接転送されることを意味します。 | |
このYaSTモジュールをクリックし、表示されたリスト内でお使いのジョイスティックタイプを指定します。 お使いのジョイスティックがリストにない場合、[]を選択します。ジョイスティックを選択したあとは、それが接続されていることを確認し、[]をクリックして、機能をテストします。[]をクリックすると、YaSTはジョイスティックの初期化に必要なファイルをインストールします。[]ウィンドウが表示されたあと、ジョイスティックをすべての方向に動かし、すべてのボタンを押してテストします。すべての動きがウィンドウに表示されるはずです。設定が満足できるものであれば、[]をクリックしてモジュールに戻り、[]をクリックして設定を終了します。
USBデバイスをお使いになる場合は、単にそれを接続し、使用を開始します。
このYaSTモジュールは、キーボードレイアウトを設定するために使用されます。モジュールをクリックすると、現在のレイアウトが表示されます。他のキーボードレイアウトを選択するには、表示されたリストから、任意のレイアウトを選択します。 []フィールドにある領域では、キーボード上のキーを押すことでレイアウトをテストできます。[]をクリックして、設定の微調整ができます。ここで設定された内容は、コンソールのキーボードにのみ適用されます。ここでは、[]メニューの中で、任意の設定を選択することで、キーリピート率および遅延を調節し、起動時の状態を設定できます。[]には、スペースで区切られたデバイスのリストを入力します。これは、<Scroll Lock>、<Num Lock>、および<Caps Lock>の設定が適用されるデバイスです。[]をクリックして、微調整を終了します。最後に、すべての選択が終了したら、[]をクリックして、変更を有効にします。
YaSTをテキストモードで起動している場合、キーボード設定はテキストモードのみに適用されます。同じことが、グラフィック環境でキーボードをセットアップした場合にも当てはまります。この設定はグラフィック環境のみに適用されます。詳細については、項3.11.3. 「キーボードのプロパティ」を参照してください。
このYaSTモジュールをクリックすると、SaX2インタフェースが開きマウスを設定できます。マウスはあらかじめ検出されている必要がありますが、もし検出されていなければ、[]をクリックして、リストからマウスを選択してください。マウスのボタンをクリックしたり、ホイールを操作したりして、画面上にマウスのアクションが表示されるか確認します。[]をクリックすると、2つボタンのマウスに機能を追加できます。お使いのマウスにホイールがない場合は、[]と、マウスの適切なボタンをクリックして、ホイールをエミュレートします。最後に、ホイールを有効化するか無効化するかを、[]にチェックを入れることで選択できます。[]をクリックして変更を保存し、設定を終了します。詳細については、項3.11.2. 「マウスのプロパティ」を参照してください。
テキスト環境でマウスを設定するには、YaSTをテキストモードで使用する必要があります。テキストモードに入って、+を選択したあと、キーボードの矢印キーを使用して表示されたリストからお使いのマウスを選択します。その後、[]をクリックして、設定を保存しモジュールを終了します。
スキャナが接続され、電源がオンになれば、このYaSTモジュールが選択されると自動的にそのスキャナは検出されるはずです。スキャナが検出された場合、それを選択し、をクリックしてインストールを続行します。お使いのスキャナがリストされていない場合、[]を選択し、[]をクリックします。これにより、手動設定ダイアログが開始されます。適切なベンダおよびモデルをリストから選択し、[]をクリックしてインストールを続行します。 すでに1つ以上のスキャナをインストールしている場合、[]をクリックすると、変更または削除可能な既存のスキャナのリストが表示されます。正しいベンダおよびモデルを選択後、[]をクリックし、新しいデバイスを設定します。
スキャナが自動検出またはユーザによる選択によって決定されたあと、インストールが実行されます。[]をクリックしてインストールを完了します。インストールが成功すると、対応するメッセージが表示されます。インストール後にスキャナのテストをするには、スキャナに文書を入れて、[]をクリックします。
サポートされるスキャナだけが自動検出されます。他のネットワークホストに接続されているスキャナは検出されません。手動で設定する場合、USBスキャナ、SCSIスキャナ、およびネットワークスキャナの3種類のスキャナを区別する必要があります。
[]を選択し、[]をクリックして、ベンダとモデルを指定します。その後、YaSTではUSBモジュールがロードされます。スキャナが非常に新しい場合、モジュールが自動的にロードされない可能性があります。この場合、USBモジュールを手動でロードするダイアログに自動的に表示されます。詳細については、YaSTヘルプを参照してください。
SCSIデバイスは、通常は検出されます。/dev/sg0などのデバイスを指定します。問題が発生した場合は、YaSTヘルプを参照してください。SCSIスキャナを接続したり切断したりする際は、必ずシステムをシャットダウンする必要があります。
IPアドレスまたはホスト名を入力します。ネットワークスキャナを設定するには、Support Databaseの記事Scanning in Linuxを参照してください(http://portal.suse.com/sdb/en/index.html、キーワードscanner)。
スキャナが検出されない場合、デバイスはサポートされていない可能性があります。ただし、サポートされているスキャナでも検出されない場合があります。その場合は、手動でスキャナを選択して続行します。ベンダおよびモデルのリストに、使用中のスキャナがある場合は、選択します。ない場合は、[]を選択します。Linuxで動作するスキャナに関する情報については、http://cdb.suse.de/およびhttp://www.sane-project.org/を参照してください。
![]() | スキャナを手動で割り当てる |
|---|---|
確実な場合にだけ手動でスキャナを割り当てます。適切でない選択は、ハードウェアが損傷を受ける可能性があります。 | |
使用中のスキャナが、次に示す理由の1つのために検出されなかった可能性があります。
使用中のスキャナはサポートされていません。http://cdb.suse.de/で、Linux互換デバイスのリストを確認してください。
SCSIコントローラが正常にインストールされていません。
使用中のSCSIポートには、終端に関連する問題があります。
SCSIケーブルが長すぎます。
使用中のスキャナには、LinuxではサポートされていないSCSI lightコントローラがあります。
使用中のスキャナに不具合があります。
![]() | 警告 |
|---|---|
SCSIスキャナは、システムの実行中に接続したり、切断しないでください。先にシステムをシャットダウンします。 | |
スキャンの詳細については、章 16. Kooka—スキャンアプリケーション (↑リファレンス)を参照してください。
サウンド設定モジュールが起動すると、YaSTはサウンドカードの自動検出を試みます。1つまたは複数のサウンドカードが設定できます。複数のサウンドカードを使用するためには、設定する1つのカードを選択し、[]をクリックして、[]ダイアログに入ります。[]をクリックすると、以前に設定したサウンドカードを編集するダイアログも開きます。[]をクリックすると現在の設定が保存され、サウンドカードの設定が完了します。
YaSTが、サウンドカードを自動的に検出できない場合、[]の[]をクリックしてダイアログを開き、サウンドカードのベンダおよびモデルを選択します。必要な情報については、使用中のサウンドカードのマニュアルを参照してください。対応するサウンドモジュールを使用するALSAによってサポートされるサウンドカードの参照リストについては、/usr/share/doc/packages/alsa/cards.txtおよびhttp://www.alsa-project.org/~goemon/を参照してください。選択した後に、[]をクリックして、[]に戻ります。
最初のセットアップ画面で設定レベルを選択します。[]を使用すると、さらに設定処理を続行する必要はありません。またサウンドテストも実行されません。サウンドカードは自動的に設定されます。[]を使用すると、出力するボリュームの調節ができます。またテストサウンドを再生できます。[]を使用すると、サウンドカードのオプションを手動でカスタマイズできます。
このダイアログでは、ジョイスティックの設定へのショートカットも用意されています。対応するボックスをクリックし、次のダイアログでジョイスティックのタイプを選択します。[]をクリックして続行します。
ここでは、マウスと使用して適切な矢印をクリックするか、キーボード上の<↓>および <↑>を使用して、サウンド設定のテストおよびボリュームの調整ができます。ボリュームを10%程度にして、スピーカーにダメージを与えたり、耳を損傷することがないようにしてください テストサウンドは、[]をクリックすると聞くことができます。何も聞こえない場合、ボリュームを上げます。[]をクリックして、サウンド設定を完了します。この時点でボリューム設定が保存されます。
[]を使用して、サウンドカードを削除します。設定されたサウンドカードの既存のエントリが、/etc/modprobe.d/soundファイルで無効化されます。[]をクリックしてダイアログを開き、手動でサウンドモジュールのオプションをカスタマイズします。[]で、追加のサウンドカードを設定します。
YaSTが他のサウンドカードを検出した場合は、[]で続行します。YaSTが、サウンドカードを検出しない場合、自動的に[]が表示されます。設定は、/etc/sysconfig/hardwareおよび/etc/modprobe.d/soundに保存されます。
Creative Soundblaster LiveまたはAWEサウンドカードを使用する場合、[]を使用して、オリジナルのSoundblasterドライバCD-ROMから、SF2サウンドフォントをハードディスクにコピーします。サウンドフォントは、/usr/share/sfbank/creative/ディレクトリに保存されます。
MIDIファイルを再生する場合は、[]ボックスにチェックを入れます。この方法で、シーケンサをサポートするモジュールが、サウンドモジュールと共にロードされます。
インストールされたすべてのサウンドカードのボリュームと設定は、[]をクリックしたときに保存されます。ミキサー設定は/etc/asound.confファイルに保存され、ALSA設定データ は、/etc/modprobe.d/soundおよび/etc/sysconfig/hardwareファイルの最後に追加されます。
このYaSTモジュールを起動および初期化した後に、[]ダイアログが表示されます。使用中のカードが自動的に検出され、リストの先頭に表示されます。この場合、マウスまたは矢印キーでそのカードを強調表示し、[]を選択します。使用中のカードが検出されない場合、[]を選択します。[]をクリックして、手動設定に進み、ベンダおよびモデルのリストから使用中のカードを選択します。
テレビカードまたはラジオカードを既に設定した場合、既存の設定を[]をクリックして変更します。この場合、ダイアログにすべての設定済みカードのリストが表示されます。カードを選択し、[]をクリックして手動設定を開始します。
自動ハードウェア検出中に、YaSTは使用中のカードに対して正しいチューナの割り当てを試みます。自信がない場合、[]の設定を続けて、動作するかどうかを確認します。すべてのチャネルを設定できない場合、チューナタイプの自動検出の失敗が原因である可能性があります。この場合、[]をクリックして、リストの中から正しいチューナタイプを強調表示します。
技術的な詳細について精通している場合は、エキスパートダイアログを使用して、テレビカードまたはラジオカードに対する設定を指定できます。このダイアログで、カーネルモジュールおよびパラメータを選択します。テレビカードドライバのパラメータもすべてチェックします。これを行うには、対応するパラメータを選択し、パラメータ行に新しい値を入力します。新しい値を[]をクリックして確定するか、または[]をクリックしてデフォルトの値に戻します。
[]ダイアログでは、インストール済みのサウンドカードを使用する、テレビカードまたはラジオカードに接続できます。サウンドカードの外部オーディオ入力を使用する、テレビカードまたはラジオカードの出力にケーブルを接続する必要があります。これはサウンドカードが既に設定されていて外部入力が有効化されている場合にのみ動作します。サウンドカードを設定していない場合、項3.3.13. 「サウンド」で説明されるように、[]を選択して対応するダイアログを表示します。
テレビカードまたはラジオカードにスピーカのジャックがある場合、サウンドカードを設定しないで直接スピーカを接続することもできます。サウンド機能がないテレビカードもあります。この場合オーディオの設定は必要ありません。たとえばCCDカメラ用のテレビカードなどです。
[]をクリック後、[]をクリックしてTV局を設定できます。お使いの地域に合う[]および[]を設定し、[]をクリックします。すると、下のフィールドにTV局のリストが表示されます。スキャンが完了したら、[]をクリックして、設定ダイアログに戻ります。