20.5. トラブルシューティング

このセクションではSCPMでよく起こる問題について説明します。どのようにして問題が起こるか、そしてどのようにこれらの問題を解決するかについても説明します。

20.5.1. 切り替えプロセス中の終了

SCPMが切り替えプロシージャ中に動作を停止することがあります。ユーザによる中止操作や電源障害、外部要因によって起こることもありますし、SCPM自体のエラーによることもあります。このような場合、次回SCPMを起動すると、SCPMがロックされているというエラーメッセージが表示されます。これはシステムの安全を確保するための措置です。なぜならデータベースに格納されているデータと、システムの状態とが食い違うことがあるからです。この問題を解決するには、scpm recoverを実行します。SCPMが前回実行できなかったすべての操作を実行します。また、scpm recover -bを実行することもできます。これは前回実行時に実行された操作のアンドゥを試みます。YaSTプロファイルマネージャを使用している場合は、開始時に修復ダイアログが表示されます。このダイアログでは前述のコマンドを実行できます。

20.5.2. リソースグループ設定の変更

SCPMの初期化が完了した後にリソースグループの設定を変更するには、グループを追加または削除してからscpm rebuildと入力します。これにより、すべてのプロファイルに新規リソースが追加され、削除したリソースは完全に削除されます。削除したリソースの設定が各種プロファイル内で異なっている場合、この設定データは失われます。ただし、システム内の最新バージョンはそのまま残ります。YaSTで設定を変更する場合、rebuildコマンドを入力する必要はありません。これはYaSTにより処理されます。