Konquerorは、Webブラウザ、ファイルマネージャ、ドキュメントビューア、イメージビューアの統合ツールです。このセクションでは、Konquerorをファイル管理に使用する場合について説明します。Webブラウザとして使用する場合は、章 3. WebブラウザKonqueror (↑リファレンス)を参照してください。
Konquerorを起動するには、パネルにある家の形のアイコンをクリックするか、Alt-F2を押してkonqueror $HOMEと入力します。ホームディレクトリの内容が表示されます。ファイルマネージャウィンドウには、上部にメニューバー、ツールバー、およびロケーションバーがあります。その下の部分は左右にナビゲーションパネルとメインウィンドウに分かれ、ディレクトリの内容が表示されます。
Konquerorでは、特定のファイルのプレビューを表示できます。通常は、ディレクトリをブラウズするとプレビューが表示されます。ただし、これはアイコンビューが有効になっている場合だけです(+で確認できます)。プレビュー機能を使用すると、日常の作業が簡単になります。大きいディレクトリの場合は、ファイル内容の概要が表示されます。これは、たとえばパックされたファイルなどの場合は役に立ちません。ただし、それぞれのファイルをポイントすると、名前、所有者、サイズなどの追加情報を含むツールチップが表示されます。
プレビューするファイルは変更できます。+の順に選択して、[]セクションを開きます。Konquerorによって、インターネットプロトコルとローカルプロトコルのどちらかが決定されます。それぞれのプロトコルを有効にすることができます。[]をクリックして、設定を確定します。
最近のデスクトップシステムは、各ファイルタイプの処理方法を認識しています。Konquerorでは、ファイルの処理に使用できるアプリケーションを選択します。+の順に選択して、[]を開きます。拡張子を検索する場合は、[]を使用します。検索条件に一致するファイルパターンを持つファイルタイプだけがリストに表示されます。
たとえば、MP3ファイルのアプリケーションを変更するには、「mp3」と入力します。すると、x-mp3というエントリが表示されます。このエントリをクリックすると、このファイルタイプの右側に設定ダイアログが表示されます。アイコン、ファイル名パターン、説明、およびアプリケーションの順番を変更できます。使用するツールがリストにない場合は、[]をクリックしてそのツールのコマンドを入力します。リストエントリの順番が適切でない場合もあります。順番を変更するには、移動するプログラムをクリックし、[]または[]をクリックしてより高い優先度または低い優先度を割り当てます。このタイプのファイルをクリックすると、リストの一番上にあるアプリケーションがデフォルトで使用されます。
リストにないファイルタイプが必要な場合もあります。[]をクリックすると、グループを選択してタイプ名を入力するためのダイアログボックスが表示されます。グループによって、オーディオ、イメージ、テキスト、ビデオなどのメインタイプが決まります。通常は、ファイルタイプにこれらのいずれかを割り当てることができます。[]にファイルタイプの名前を指定します。[]をクリックしたら、ファイルの拡張子を決定します。テキストフィールドに説明を入力し、使用するアプリケーションを指定します。[]をクリックして、設定を確定します。
[]メニューを使用すると、別のKonquerorウィンドウが表示されます。[]をクリックすると、新しいウィンドウにホームディレクトリが表示されます。[]をクリックすると、同じ内容のウィンドウがもう1つ作成されます。ファイルやリンクを(ブラウザの機能を使用して)電子メールで送信することもできます。いずれかのメニュー項目をクリックすると、KMail作成ウィンドウが表示されます。メールの受信者を指定し、本文を作成します。選択した項目に応じて、ファイルがすでに添付されているか、リンクが電子メールの本文に表示されています。このメニューから直接印刷することもできます。
[]メニューのほとんどの項目は、メインウィンドウでオブジェクトを選択したときのみ有効になります。切り取り、コピー、貼り付け、名前の変更、ごみ箱への移動、削除などの標準の編集機能のほか、[]でディレクトリ、ファイル、およびデバイスを作成できます。また、[]メニューには、[プロパティ]もあり、ファイルおよびディレクトリのプロパティやパーミッションを表示し、変更することができます。[プロパティ]を使用して、所有者、グループ、またはすべてのユーザに対し、読み取り、書き込み、および実行パーミッションを付与または拒否できます。メインウィンドウで、1つ以上のファイルを選択します。これには、左マウスボタンを押したままマウスポインタを対象のファイルの上に移動するか、[編集]メニューの+を使用します。
[]メニューを使用すると、表示方法を変更できます。ディレクトリにオブジェクトが多数存在する場合は、テキストビューまたはツリービューが効率的です。HTMLページを表示するには、[]を有効にします。ディレクトリにindex.htmlという名前のファイルが存在する場合、このファイルがロードされ、表示されます。
メインウィンドウにディレクトリの内容がどのように表示されるかを変更するには、[]、[]、[]、[]の各項目を使用します。また、[]を使用すると、メインウィンドウの背景を特定の色に変更したり、イメージを背景として使用したりできます。
[]メニューには、[]、[]、[]、[]の各ナビゲーション機能があります。ただし、これらと同じ機能には、ツールバーを使用する方が簡単かつすばやくアクセスできます。このメニューからアプリケーションを呼び出したり、デスクトップ上にアイコンがあるすべてのフォルダを開くこともできます。メニューの下側には、最近表示したディレクトリやリンクのリストが表示されます。
ブックマークは、インターネットアドレス(URL)またはホスト上にある特定のファイルやディレクトリへのパスに対して設定できます。[]を選択すると、場所ツールバーの現在の内容がブックマークとして保存されます。この場所には、ブックマークをクリックするだけでアクセスできます。ブックマークは、使いやすいようフォルダで管理します。このためにSUSEというフォルダがすでに用意されています。このフォルダには、重要なSUSE Web ページのブックマークが入っています。[]をクリックすると、ブックマークエディタが起動され、古いブックマークの削除、ブックマーク名の変更、ブックマークの別のフォルダへの移動などができます。
このメニューには、[]、[]、[]などの項目があります。[]を使用すると、特定の種類のファイルの表示を制限できます。たとえば、あるディレクトリに、さまざまな形式のグラフィックファイルが含まれている場合に、PNG形式のファイルだけを表示したいとします。この場合、[ビューフィルタ]を使用して、PNG形式ではないすべてのファイルを非表示にすることができます。
[]を選択すると、ディレクトリ内でイメージファイルが検索されます。その後、検出されたイメージファイルのサムネイルが作成され、1つのHTMLページとして表示されます。フォントや1行あたりのサムネイルの数など、HTMLページのオプションを設定するよう求めるダイアログボックスが表示されます。
[]メニューを使用すると、Konquerorのルックアンドフィールを設定できます。メニューを表示したくない場合は、[]を選択します。メニューを再度表示するには、Ctrl-Mを押します。[]サブメニューでは、ファイルマネージャの他の要素の表示または非表示を切り替えることができます。
ビュープロファイルは、あらかじめ定義されたパターンを使ってビューを変更する場合に使用します。使用可能なプロファイル間で切り替えるには、[]を選択します。Webブラウザプロファイルは、このようなプロファイルの1つです。このプロファイルは、パネルでKonquerorアイコンをクリックすると自動的に使用されます。独自のプロファイルを追加するには、[]を選択します。また、[]を選択すると、キーボードショートカットを個別に指定できます。[]ではツールバーがカスタマイズでき、[]ではファイルマネージャのグローバル設定が可能です。
[]メニューでは、メインウィンドウを左右または上下に分割できます。また、タブを開く、タブを閉じる、既存のタブを複製する、タブを別のウィンドウで開くなど、メインウィンドウ内のタブ付きのサブウィンドウを管理することもできます。
[]メニューでは、Konquerorハンドブックまたは[]機能にアクセスできます。通常、この機能は、タイトルバーの右上にあるクエスチョンマークをクリックしてもアクセスできます。その場合、マウスポインタがクエスチョンマークで表示されます。ここでアイコンをクリックすると、簡単な説明が表示されます(該当する説明がある場合)。また、[]メニューには、Konquerorの簡単な紹介を表示する[Konqueror「はじめに」]や、バグやその他の問題点を開発者にレポートするための[バグレポート]もあります。[]と[]を選択すると、プロジェクトのバージョン、ライセンス、作成者、翻訳者が表示されます。
ツールバーを使用すると、よく使用する機能に簡単にアクセスできます。これらの機能には、メニューからもアクセスできます。アイコンにマウスポインタを合わせて少し待つと、簡単な説明が表示されます。ツールバーの空いている場所を右クリックするとメニューが表示され、ツールバーの移動、アイコンからテキストへの切り替え、アイコンサイズの変更、個々のバーの表示と非表示の切り替えが行えます。[]を選択すると、設定ダイアログが表示されます。ツールバーの右側には、Konquerorアイコンがあり、ディレクトリやWebページのロード中、アニメーションで表示されます。
場所ツールバーは、左隅に黒に白抜きのXがあるバーです。このアイコンをクリックすると、行の内容が削除され、新しい場所が入力できるようになります。有効な場所は、ホームディレクトリが表示されるときに場所ツールバーに表示されるようなパス指定、またはWebページのURLです。アドレスを入力した後、Enterを押すか入力行の右端にある[]アイコンをクリックします。最近表示したディレクトリやWebページには、場所ツールバーの右側にある黒い下向き矢印をクリックすることにより、アクセスできます。この機能を使用すると、同じコンテンツに繰り返しアクセスする場合に入力が省略できます。何度も表示する必要がある場所については、ブックマークを作成する方が便利です。
メインウィンドウには、選択したディレクトリの内容が表示されます。アイコンをクリックすると、個々のファイルがKonquerorに表示されるか、適切なアプリケーションにロードされて次の処理を行えるようになります。RPMパッケージをクリックすると、ファイルの内容が表示されます。[]を選択すると、rootのパスワードを入力するように求められます。パスワードを入力すると、パッケージがインストールされます。
アイコンを右クリックすると、メニューが表示されます。表示されるメニューはファイルタイプによって異なり、[]、[]、[]、[]などの一般的な操作が選択できます。[]を使用すると、ファイルを開くアプリケーションを適切なプログラムのリストから選択できます。
ドラッグアンドドロップを使用すると、多くの操作が簡単にできます。たとえば、2つのKonquerorウィンドウ間でファイルを移動する場合、左マウスボタンを押しながらそのファイルをドラッグするだけで、簡単に移動できます。その後、そのオブジェクトを移動するかコピーするかを尋ねられます。