GNOMEには、障害のある方々をサポートするアプリケーションが多数用意されています。たとえば、オンスクリーンキーボード(GOK)、拡大鏡、音声出力、および点字をサポートする強力なスクリーンリーダ(Gnopernicus)、テキストエントリインタフェース(Dasher)などがあります。 アクセスに関する技術サポートは、GNOMEコントロールセンターを使用して有効にします。GNOMEコントロールセンターにアクセスするには、+の順に選択します。
GNOMEオンスクリーンキーボード(GOK)は、標準のマウスやキーボードを使用してコンピュータを制御できない場合のために、画面上に仮想キーボードを表示します。 適切なハードウェアがサポートされていれば、入力デバイスとしてジョイスティックなどのポインタデバイスを使用できます。 GOKにアクセスするには、+++の順に選択します。
GOKを使ってテキストファイルを編集するには:
メインメニューで[]をクリックします(図 8.9. 「GOKの使用イメージ」を参照)。
[]を選択してGNOMEテキストエディタを起動し、[]をクリックしてメインメニューに戻ります。
[]をクリックしてオンスクリーンキーボードを起動し、テキストを入力します。 文字、単語、文、または行の選択、コピー、貼り付け、スキップなどの高度な編集機能を使用する場合は、[]をクリックします。 キーボードウィンドウに戻るには、[]をクリックします。
入力したテキストを保存するには、[]をクリックしてメインウィンドウに戻り、[]を選択します。ウィンドウが開き、テキストエディタのメニューバーからメニューを開くためのボタンが表示されます。
+の順に選択します。テキストエディタのファイルダイアログが開きます。
[]をクリックして仮想キーボードからファイル名を入力し、仮想キーボードの[]キーを押します。
テキストエディタを修了するには、メインメニューに戻り、++の順に選択します。
GOKの動作を設定するには、メインウィンドウで+の順にクリックし、[]、および[]の各設定を調整します。
GOKについての詳細は、http://www.gok.caを参照してください。このツールについての総合的なオンラインヘルプもあります。
Gnopernicusは、目の不自由な方が使用できるさまざまなタイプの画面読み上げアプリケーションを含む、強力なツールコレクションです。次の機能を備えています。
スピーチシンセサイザソフトウェアを使用して、画面上のアクションを音声出力に変換します。 コンピュータにサウンドカードが搭載されていれば、画面上のアクションを音声出力するようにGnopernicusを設定できます。
システムに点字デバイスを接続すると、画面上の表示を点字に変換して直接このデバイスに出力できます。 []を有効にすれば、点字出力を画面上に表示できます。 このオプションは、デモンストレーションで役立ちます。
このモジュールは、視力の弱い方のために画面を拡大します。拡大率をカスタマイズできます。
Gnopernicusするには、+++の順に選択します。 Gnopernicusを起動すると、図 8.10. 「Gnopernicusの設定」に示すようなメインメニューが画面の左上に表示されます。 デスクトップの起動時に開始する機能を指定するには、[]ダイアログを開きます。 アクティブなモジュールは[]ダイアログで設定できます。
Gnopernicusプロジェクトについての詳細は、http://www.baum.ro/gnopernicus.htmlを参照してください。
Dasherを使えば、キーボードを使わずにテキストを作成できます。キーボードのないコンピュータデバイス(ハンドヘルドやウェアラブルコンピュータ)でも、キーボードやマウスの代わりにジョイスティック、タッチパッド、ヘッドマウス、アイトラッカなどで制御される一般的なコンピュータでも使用できます。
Dasherは、連続的なポインタジェスチャによって動作します。1文字書き込んでからポインタを次の文字にドラッグする操作を、テキスト入力が完了するまで続けます。 Dasherは各種言語(英語とヨーロッパ言語、日本語、アフリカ言語の一部)をサポートしていますが、他の言語をサポートするように容易に学習させることができます。 Dasherプロジェクトについての詳細は、http://www.inference.phy.cam.ac.uk/dasherを参照してください。