f-spotは、GNOMEデスクトップ用にカスタマイズされた、デジタル画像のコレクションの管理ツールです。これを使えば、イメージに異なるタグを割り当てて分類できます。また、様々な画像編集オプションがあります。
f-spotの最初の起動時には、イメージをどこからf-spotのコレクションにインポートするかを指定してください。ハードディスクにすでにイメージのコレクションがある場合には、そのディレクトリへのパスを入力します。オプションとしてサブフォルダを含めることができます。f-spotはこれらのイメージをデータベースにインポートします。
![]() | インポート時にイメージにタグを付ける |
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インポートするすべてのイメージが同じカテゴリに属している場合には、インポート時に適切なタグを付けることができます。[]を選択し、ドロップダウンメニューから適切なタグを選択してください。 | |
f-spotのメインウィンドウは、3つの主要なエリアに分かれています。選択したイメージのカテゴリ、タグ、詳細情報が左側のサイドバーに、そして選択したタグまたはカテゴリのすべてのイメージのサムネイル、または何も選択していない場合にはコレクション全体が、ウィンドウの右側の部分に表示されます。
ウィンドウの最上部にあるメニューバーを使えば、主なメニューにアクセスできます。その下のツールバーでは、アイコンによって示されている、以下のような機能を利用できます。
このショートカットでは、イメージの向きを変更できます。
[]モードでは、コレクション全体、または特定のタグのついたサブセットの表示と検索を行えます。また、タイムラインを使用して、作成日に基づいてイメージを検索することもできます。
このモードでは、1つのイメージを選択して、基本的な画像処理を行えます。詳細については、項15.5.6. 「f-spotでの基本的な画像処理」を参照してください。
全画面表示モードに切り替えます。
スライドショーを開始します。
ご使用のコンピュータのUSBポートに接続されたデジタルカメラから新しいイメージをインポートするには、+を使います。カメラのタイプは自動的に検出されます。
f-spotはプレビューウィンドウを開きます。ここには、カメラからダウンロードできるすべてのイメージが表示されます。ファイルは、[]で指定したターゲットディレクトリにコピーされます。[]を選択すると、カメラからコピーされたすべてのイメージは、f-spotのデータベースに自動的にインポートされます。[]で適切なタグを選択していれば、インポート時にタグを付けることができます。カメラからのすべてのイメージをデータベースにインポートしたくない場合には、プレビューウィンドウで不必要なものを選択解除してください。
イメージを選択すると、ウィンドウの左下の部分に、そのイメージについての基本的な統計情報が表示されます。これにはファイル名、バージョン(コピーかそれともオリジナルのイメージか)、作成日、サイズ、およびそのイメージを作成する際に用いられた露光値が含まれます。イメージファイルに関連付けられたEXIFデータを表示するには、+を選択します。
画像を分類して、コレクション内で管理できるサブセットを作成するには、タグを使います。たとえば、家族や友人の写真をさらに分類したい場合には、以下のようにします。
f-spotで[]モードを選択します。
f-spotのウィンドウの左側のフレームで、[]カテゴリを選択し、それを右クリックして、[]を選択します。[]カテゴリの下に、サブカテゴリとして新しいタグが表示されます。
Friendsという新しいタグを作成します。
Familyという新しいタグを作成します。
タグをイメージまたは選択したイメージのグループに添付します。イメージを右クリックし、[]を選択し、そのイメージに適したタグを選択します。イメージのグループにタグを添付するには、最初のイメージをクリックしてShiftキーを押し、Shiftキーを押したまま残りのイメージをクリックします。右クリックしてタグのメニューを表示し、適切なカテゴリを選択します。
イメージを分類したら、コレクションをタグによってブラウズすることができます。+だけをオンにして、Familyというタグがついているイメージだけが表示されるようにしてください。+を選択すれば、コレクションをタグで検索することもできます。検索の結果は、サムネイルの概要ウィンドウに表示されます。
1つのイメージまたはイメージのグループからタグを削除する場合には、添付したときと同様の方法で行えます。タグ編集機能は、上部のメニューバーの[]メニューからアクセスすることもできます。
項15.5.3. 「タグの管理」で説明したように、特定のイメージを検索するためにタグを使うことができます。別の方法として、f-spotのユニークな機能である、ツールバーの下の[]を使うこともできます。このタイムラインに沿って小さなフレームをドラッグすれば、サムネイルの概要に、選択した期間内に撮影されたイメージだけが表示されるようにすることができます。f-spotはデフォルトのタイムフレームを適切に選択しますが、スライダをタイムラインの端に向かって左右に移動すれば、いつでも時間の範囲を変更できます。
f-spotの+には、コレクションをエクスポートする複数の方法が用意されています。おそらく最もよく用いられるのは、[]と[]でしょう。
選択したイメージをWebギャラリにエクスポートするには、以下の手順に従います。
エクスポートするイメージを選択します。
++を選択して、イメージをエクスポートするギャラリを選択するか、新しいものを追加します。.f-spotは、Webギャラリとして選択されたWebの場所への接続を確立します。画像をエクスポートするアルバムを選択し、画像のサイズ変更を自動的に行うかどうか、そしてタイトルとコメントのエクスポートを行うかどうかを指定します。
選択したイメージをCDにエクスポートするには、以下の手順に従います。
エクスポートするイメージを選択します。
++をクリックして、[]をクリックします。
f-spotはファイルをコピーし、CD書き込みダイアログを表示します。イメージディスクに名前を割り当て、書き込み速度を指定します。[]をクリックして、CDの書き込みプロセスを開始します。
f-spotには、いくつかの非常に基本的な画像編集機能があります。f-spotの編集モードに入るには、ツールバーの[]アイコンをクリックするか、編集するイメージをダブルクリックします。イメージを切り替えるには、右下にある矢印キーを使います。以下のような編集機能を選択できます。
この機能には、+からアクセスします。必要に合わせて[]、[]、および[]の値を調整し、[]をクリックします。
イメージを選択して切り取るには、左下のドロップダウンメニューから切り取る縦横比を選択するか、[]オプションを選択し、切り取る範囲を選択して、縦横比メニューの隣のはさみのアイコンをクリックします。
人物写真の、顔の赤い眼の部分を選択し、赤い目のアイコンをクリックします。
写真の作成の際に用いられたヒストグラムを表示し、必要に応じて、露光値や色温度を調節します。
![]() | 高度な画像処理 |
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プロフェッショナルな画像編集は、GIMPで行えます。GIMPの詳細については、章 17. GIMPによるグラフィックスの操作を参照してください。 | |