Beagleは、個人の情報スペースにインデックスを作成して、必要な情報を見つけ出すのを助けるサーチツールです。Beagleを使えば、ドキュメント、電子メール、Webの履歴、インスタントメッセンジャーやITCの会話記録、ソースコード、イメージ、音楽ファイル、アプリケーションやその他のものを検索できます。
Beagleは、以下のデータソースをサポートしています。
ファイルシステム
アプリケーションランチャ
Evolutionのメールとアドレス帳
Gaimのインスタントメッセージングのログ
FirefoxのWebページ(すでに閲覧したもの)
BlamおよびLifereaのRSS記録
Tomboyのメモ
また、以下のファイル形式もサポートしています。
OpenOffice.org
Microsoft Office (doc、ppt、xls)
HTML
イメージ(jpeg、png)
オーディオ(mp3、ogg、flac)
AbiWord
Rich Text Format (rtf)
Texinfo
manページ
ソースコード(C、C++、C#、Fortran、Java、JavaScript、Pascal、Perl、PHP、Python)
プレーンテキスト
Beagleは、ホームディレクトリにあるすべてのものからインデックスを作成しますが、特定のファイルやディレクトリを除外するように指定することもできます。Beagleには、データを検索するために使える様々なツールも含まれています。
Beagleデーモン(beagled)は、すべてのインデックス作成を自動的に行います。デフォルトでは、ホームディレクトリにあるすべてのものがインデックス作成の対象になります。Beagleは、ホームディレクトリに加えられた変更を検出して、それに応じてデータのインデックスを作り直します。
ファイルは、作成されるとすぐにインデックスが作成され、修正されるとインデックスが作り直され、削除されるとインデックスから除外されます。
電子メールのインデックスは、受信したときに作成されます。
IMの会話のインデックスは、チャットを行っているときに同時に作成されます。
インデックスを作成するにはCPUパワーをかなりの程度必要としますが、Beagleデーモンはできる限り影響の少ない仕方で行うように努めます。デーモンはスケジューラを持っており、ワークステーションが実際に使用中なのかどうかに基づいて、タスクの優先順位を決め、CPUの使用状況を制御します。
特定のディレクトリ(およびそのすべてのサブディレクトリ)をインデックス作成の対象から除外したい場合には、.noindexという名前の空のファイルを作成し、それをそのディレクトリに置いてください。ファイルやディレクトリのリストを.noindexファイルに記述すれば、それらのファイルやディレクトリをインデックス作成の対象から除外することができます。.noindexファイルでは、ワイルドカードを使用することができます。
また、インデックス作成を行わないファイルのリストを.neverindexファイルに記述して、ホームディレクトリに置くこともできます。このファイルでも、ワイルドカードを使用することができます。globコマンドと同じワイルドカードを使用することができます(たとえばf*le??.txtなど)。また、パターンの前後にスラッシュを置けば、さらに強力な正規表現を使うこともできます(たとえば、/file.*.txt/など)。詳細は、glob-UNIXのWebサイト(http://docs.python.org/lib/module-glob.html)を参照してください。
Beagleは、いつインデックスを作成したらよいかを判断する効率的なシステムを持っており、実行されている他のアプリケーションに影響を及ぼさないように努めます。デスクトップの使用に悪影響が出ないように、負荷と、システムがアイドル状態かどうかに基づいて、インデックスの作成を行います。しかし、ホームディレクトリのインデックスをすぐに作成させたい場合には、Beagleを実行する前に、ターミナルウィンドウで次のコマンドを入力してください。
export BEAGLE_EXERCISE_THE_DOG=1